日本史の定説を疑う の商品レビュー
教科書で単語として暗記していただけの文字たちを、当時の時代背景や事情を知ることでちゃんと理解することができた。逆説の日本史でさらに深掘った内容に触れたいと感じた。
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歴史に目撃者はいない。故に歴史研究者はさまざまな仮説を立てる。二人の論客があえて定説を疑い、そこから見えてくる新たな歴史の世界を提示する。
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日本史を入試からなくす、という案イイネ! たしか中高一貫教育を受けたおかげで、入試がなかった友人は、4月に黒船がやってくるところから日本史の授業が始まったと言ってたっけ。 先生の専門分野だったらしい。だから先生がイキイキ話をしてるから楽しかった、と。
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日本史って学校で、上辺だけやって、史実を教えませんね。よーく考えると知らないことが多いのかも。知ってるふりして。
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駆け足ながら日本の通史が概観できる。 井沢元彦の担当部分は「逆説の日本史」の予習・復習として読む。 それほど仰天する仮説は無かった。その手のイカモノが欲しければ鯨統一郎でも読むしかないか。
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2021年末の大掃除で発掘した本です、この本は2021年の間に読む本の様ですね。読みかけになっていたために、評価は「★一つ」にしております。内容が不満足だったわけではありません。 2021年12月29日作成
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本郷和人さん、東大史料編纂所教授。存じ上げなかったが、読書中に著書の新聞広告を見た。 (引用)「お前は資料を読めない」という人は、自分が資料を読めないことをどこかでごまかしている、あるいはその疑問にぶち当たっていない、呑気な方だと思います。 これは、資料絶対主義者の歴史学者に虐め...
本郷和人さん、東大史料編纂所教授。存じ上げなかったが、読書中に著書の新聞広告を見た。 (引用)「お前は資料を読めない」という人は、自分が資料を読めないことをどこかでごまかしている、あるいはその疑問にぶち当たっていない、呑気な方だと思います。 これは、資料絶対主義者の歴史学者に虐められている「逆説の日本史」の井沢さんには有難い言葉だろうな。 お二人が日本史の定説に対し、私見を述べあうという構成。意外なくらいに意見があっている。そういう意味では物足りない内容だったかな。 本能寺の変の黒幕説に対し、本郷先生は明智光秀が変の後にそれを明らかにしていないし、自分の正当化もしなかった、光秀に味方する武将も殆どいなかったから、フィクションと片付けている。成程、実に判り易い。
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とても分かりやすい書き方で、日本史の教養程度の勉強に適している。高校日本史に関心を持った学生には是非読んでものの見方や考え方を養うヒントにしてもらいたいと感じる
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本郷和人と井沢元彦による歴史への定説に対しての提示。定説に対し、全く否定ばかりするものでなく、全てなるほどと受け入れられるもの。
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とても面白かった。 2人の解釈の違いとか、 元々知らなかった話も沢山あって。 古代にとても興味が湧いた。
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