毒を売る女 改訂完全版 の商品レビュー
ショートショートを含む短編集。 ミステリーやサスペンス、ハラハラドキドキするものや切ないストーリーも。 “糸ノコとジグザグ”には御手洗潔も登場。 相変わらず素敵‼︎
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読書好きの方々絶賛の御手洗潔シリーズに手を付ける前の準備運動として、いくつかの短編集を入手したが、すでに面白い。 とんでもない大どんでん返し、というタイプではないので、逆に安心して読める上に、なるほどそうきたか!と膝を打つ展開も嬉しい。題材の幅が広く、一昔前の作品だというのに勉強...
読書好きの方々絶賛の御手洗潔シリーズに手を付ける前の準備運動として、いくつかの短編集を入手したが、すでに面白い。 とんでもない大どんでん返し、というタイプではないので、逆に安心して読める上に、なるほどそうきたか!と膝を打つ展開も嬉しい。題材の幅が広く、一昔前の作品だというのに勉強になる。 ますます御手洗潔に会いたくなる。
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表題作をはじめ8作品を収録した短編集。1988年が初版(光文社より)なので、時代背景を考えて読むと興味深い。梅毒やバブル期、土地高騰による地上げ屋など。でも、2022年の今読んでもめちゃくちゃ面白い。島田荘司という作家はほんまにすごいんやな、と思う。最高です→ 短編だけじゃなく...
表題作をはじめ8作品を収録した短編集。1988年が初版(光文社より)なので、時代背景を考えて読むと興味深い。梅毒やバブル期、土地高騰による地上げ屋など。でも、2022年の今読んでもめちゃくちゃ面白い。島田荘司という作家はほんまにすごいんやな、と思う。最高です→ 短編だけじゃなくショートショートも面白いんだよなぁ……すごいわ、ほんま。 「毒を売る女」「渇いた都市」「糸ノコとジグザグ」が面白いのは当然ながら、個人的には「土の殺意」がすごかった!島田先生の知識量ほんますごいな!アレをミステリーに繋げてあの犯人……なるほどなぁ。
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古い本なので、設定は当たり前ながらもレトロ。と言っても知識として知らない時代というわけでもなく、でも自分が直に知っているわけでもない、明治とか大正とか戦中とか、そういう絵になる時代の後の空白地帯、なイメージ。という失礼なことを言いつつ、でも当時に書かれたリアルなわけで。 でもって...
古い本なので、設定は当たり前ながらもレトロ。と言っても知識として知らない時代というわけでもなく、でも自分が直に知っているわけでもない、明治とか大正とか戦中とか、そういう絵になる時代の後の空白地帯、なイメージ。という失礼なことを言いつつ、でも当時に書かれたリアルなわけで。 でもってけっこう先が気になっちゃう系だったりして、スイスイ読めてしまう。自殺するオッサンの話とか、なんつーか、実に昭和っぽい展開で、妙に気になってしまう。
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島田荘司氏のミステリー短編集です。とは 言いましても、読み応えのある表題作や、 SFショートショート、作者が持つ現代社会 への警鐘も含めた短編ミステリーなど、盛 りだくさんです。 御手洗潔がチラッとだけ出てくる「糸ノコ とジグザグ」も、お洒落な雰囲気の謎解き であり、島田荘司フ...
島田荘司氏のミステリー短編集です。とは 言いましても、読み応えのある表題作や、 SFショートショート、作者が持つ現代社会 への警鐘も含めた短編ミステリーなど、盛 りだくさんです。 御手洗潔がチラッとだけ出てくる「糸ノコ とジグザグ」も、お洒落な雰囲気の謎解き であり、島田荘司ファンには満足度の高い 一冊です。
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御手洗潔シリーズには、読む順番がある、と言われているので、これを解説するウェブサイトを参考に読み始めて5冊目
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ミステリ短編集。といっても一風変わった読み心地の作品が多いです。 表題作「毒を売る女」が、かなり怖い。ミステリというよりサスペンスで、これはいったいどうなってしまうのかぞくぞくさせられました。どちらの立場もつらく苦しく、どんどん狂気に向かっていくさまが圧巻です。しかし何よりも、ラ...
ミステリ短編集。といっても一風変わった読み心地の作品が多いです。 表題作「毒を売る女」が、かなり怖い。ミステリというよりサスペンスで、これはいったいどうなってしまうのかぞくぞくさせられました。どちらの立場もつらく苦しく、どんどん狂気に向かっていくさまが圧巻です。しかし何よりも、ラストで主人公がとったの行動が実に見事というほかなく。これって単純なことなのだけれど、とても難しいことなのでは、と思います。 「渇いた都市」も印象的な一作。正直、最初はどういう構成の物語なのかわかりませんでした。謎めいて、だけれども結末の見えない物語の断片を差し置いたままに進む別の物語。最後まで読んでなるほど、そういうことだったのか! と。しかしこのラストには戦慄です。
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表題作の「毒を売る女」、「糸ノコとジグザグ」「ダイエットコーラ」が特に面白かった。 御手洗くん・・!!!好き! ダイエットコーラに出てくる話は確か山田詠美の本にも出てきたような・・? 何かの本に出てきたと書いてあったような気がするけど、これが元ネタなのかな? それとも他の作品...
表題作の「毒を売る女」、「糸ノコとジグザグ」「ダイエットコーラ」が特に面白かった。 御手洗くん・・!!!好き! ダイエットコーラに出てくる話は確か山田詠美の本にも出てきたような・・? 何かの本に出てきたと書いてあったような気がするけど、これが元ネタなのかな? それとも他の作品なのかな。有名な話なのかしら。 島田さんは御手洗潔シリーズしか読んだことなかったけど、ショートショート的なのも面白いんだな。 どんな話でも文章が読みやすくて好みです。
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島田荘司の多才ぶりが窺える。 ある女性の狂気とその女性に振り回されるもう一人の女を描いた「毒を売る女」、訳のわからない文章(『眩暈』の手記のような)の謎を解く「糸ノコとジグザグ」、発想がとても面白いショートショート「ダイエット・コーラ」な粒揃いな読みやすい短編が並んでいる。 こ...
島田荘司の多才ぶりが窺える。 ある女性の狂気とその女性に振り回されるもう一人の女を描いた「毒を売る女」、訳のわからない文章(『眩暈』の手記のような)の謎を解く「糸ノコとジグザグ」、発想がとても面白いショートショート「ダイエット・コーラ」な粒揃いな読みやすい短編が並んでいる。 これといって突出している作品はなかったが、そこそに楽しめた。
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人間の内面性に係る描写が巧みで、短篇集ということもあり一気に読みきりました。 「糸ノコとジグザグ」が特にテンポよく、またタイムリミットへの焦燥感や緊迫感がひしひしと伝わってきてすばらしかったです。
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