東大の先生!文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください! の商品レビュー
「渋滞学」や「誤解学」でおなじみの西成活裕先生の著書。高校数学編。学生時代はサボっていて理解出来なかったが、内容が超わかりやく、理解に至った。目から鱗。数学は世の中の様々なことに役が立つし、理論的な考え方の基礎になる重要な科目なので継続して学びたいと感じた。 結局、時間が立つと忘...
「渋滞学」や「誤解学」でおなじみの西成活裕先生の著書。高校数学編。学生時代はサボっていて理解出来なかったが、内容が超わかりやく、理解に至った。目から鱗。数学は世の中の様々なことに役が立つし、理論的な考え方の基礎になる重要な科目なので継続して学びたいと感じた。 結局、時間が立つと忘れてしまう可能性があるので定期的に読み返したい。
Posted by
著者は2021年にイグ・ノーベル賞を受賞した西成教授。1991年にノーベル賞のパロディとして創設され、「人々を笑わせ、そして考えさせる研究」に授与されるイグ・ノーベル賞。『人間をお休みしてヤギになってみた結果』の著者トーマス・トウェイツも受賞していたので、どことなく受賞者を皮肉っ...
著者は2021年にイグ・ノーベル賞を受賞した西成教授。1991年にノーベル賞のパロディとして創設され、「人々を笑わせ、そして考えさせる研究」に授与されるイグ・ノーベル賞。『人間をお休みしてヤギになってみた結果』の著者トーマス・トウェイツも受賞していたので、どことなく受賞者を皮肉った賞かとも思いつつ、そうではなく、ユニークな着眼点というかユーモアな研究を評価したというもので、決して化石賞のような不名誉なものではない。とは言え、 ignobleには「不名誉」という意味があるが。 西成教授は、YouTubeにも登場するが、スキンヘッド?のような見た目。それが本書のイラストにもキャラクターとして使われ、効果的だ。しかも内容は、高校数学のカリキュラムに沿ってはいるものの教科書の教え方をほぼ無視して、噛み砕き、咀嚼しまくった上で、非常にわかりやすく解説してくれる。数学というより、パズルの解放のような中身で面白い。公式は暗記しなくて良い、というな主張も良いなと思う。 三角関数、ベクトルや微分積分など、所謂文系の受験に必要な範囲までなので、タイトルにも偽りなく、社会人になって、高校時代に別れた数学と再び寄りを戻すには、良いキッカケになる本ではないだろうか。
Posted by
最高! 理系にも関わらず、数学嫌いだった私にも腑に落ちる説明。納得と、面白さを学べる超良書。 ずっと分からなかった数学が、面白いと感じてもっと知りたいと思えるほど。 ベクトルなんて、なんのこっちやだったが、概念がわかると理解できる。 やり直して、ここからリスタートだ
Posted by
実用数学の面白さを実感できる。 今まで点だった知識が繋がった感覚が得られた。 数学を俯瞰して学べるし、イメージできるので習得も早いと思う。 とてもおすすめの本です。
Posted by
生徒役と先生の対話で進行し、生徒役がきちんと苦手な人が陥りがちな罠に引っかかってくれるので、親しみやすくわかりやすい。 また、全体的になぜこれがすごいのか、どう使われているのか、という話が出てくることが多く、その度に気持ちが盛り上がります。 ただ高校生当時にこれを読んで数学伸びた...
生徒役と先生の対話で進行し、生徒役がきちんと苦手な人が陥りがちな罠に引っかかってくれるので、親しみやすくわかりやすい。 また、全体的になぜこれがすごいのか、どう使われているのか、という話が出てくることが多く、その度に気持ちが盛り上がります。 ただ高校生当時にこれを読んで数学伸びたかどうか考えるとわかりません。「知りたい」「分かりたい」という気持ちがある今読んでいるからこそ、すっと入ってくるし食いつけるのかなと思います。
Posted by
本書で一番嬉しいことは,公式を覚えることを推奨していないこと。簡単な例を立て,そこから自分で公式を導き出せばよいからだ。 中学,高校の頃,なぜこんな複雑怪奇な公式を覚えなければならないのかと疑問に思ったが,概念を理解していなかったからだった。とは言え、覚えておくと便利なのは否定し...
本書で一番嬉しいことは,公式を覚えることを推奨していないこと。簡単な例を立て,そこから自分で公式を導き出せばよいからだ。 中学,高校の頃,なぜこんな複雑怪奇な公式を覚えなければならないのかと疑問に思ったが,概念を理解していなかったからだった。とは言え、覚えておくと便利なのは否定しない。 ただ,ルールはある程度覚えておく必要がある。例えば,三角比を考える際は直角三角形の直角は右下に来なければならないとか、cosθの位置は左下に持ってきて位置で記憶するなど。あとは,ベクトルの始点と終点の書き方や時計回りになるとベクトルがマイナスになるとか。 一番面白く感じたのは順列と組み合わせの章で,競馬の3連複や3連単を例にして解説してくれるため,分かりやすく楽しい。今までオッズが○倍以上にならないと割に合わない等と考えないでかけてきたがこれからは意識してみるか。残念ながら競馬必勝法は書いていない(当たり前)。 物事の手順が何通りというのは,結構日常生活でも出てくるため,便利である。 それにしても,積分で昔の偉い人たちが,多少の誤差は無いものとしてしまえと雑に考えたところには感服してしまった。 思えば「解なし」も明確な答えが出ている訳ではないし,平均値の出し方も何通りもあってそれぞれ答えが異なるし,意外と数学もいつもピッタリ正確ではないんだなと。 読後は覚えているが1週間もすれば忘れてしまうだろう私にとって,本書は手元に置いておきたい一冊。
Posted by
高校生のときに読みたかった… 一体何の役に立つか理解できずに挫折した私は、教科書の中で迷子になっていたのでしょう。なにはともあれ微積!大人になっても逃れられないぞ、と昔の私に説教…
Posted by
高校でわけわからないままセンター試験で大失敗を起こしたベクトル…未だに恐怖でしたが、読んだらすっごくわかりやすかった!!大人になってからとのことですが、概要を知るだけでも違うのでは!高校生のときに読んでいたかった(泣)
Posted by
高校数学は面白い! そして、「微分積分は素晴らしい!!!!」 そう思える一冊でした。 まだまだ奥は深いでしょうが、予測っぽいことができそう!という自信を得ることができました。 おすすめ!
Posted by
ほんとに超分かりやすい。分かった気になってるだけかもしれないけどスラスラ読める。 理系で高校時代は数学大好きだったのに10年以上経って覚えていないのをもどかしく思ったのが読んだきっかけ。 私が躓いた大学数学バージョンも出してほしいなぁ
Posted by
- 1
- 2