心では重すぎる 新装版(下) の商品レビュー
タイトル通りの重い内容になっている。2つの別々の事案が、だんだんと互いに近づいていく。呼吸を忘れるほど集中して読んでいった。派手なアクションシーンのない、心理描写重視の映画のようだった。まさに、渋谷を舞台に“現代”を描ききった傑作巨編!
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新年早々1発目にしてはなかなかヘビーだったけど楽しめて良かった。 前巻の感想でも書いたけど下巻も引き続き観念的な描写が多いので疲労感は残るが重厚さもあるので読後感は良いかな。 当初の依頼がメインなのかと思っていたが序盤で解決して個人的に調査していたことが本筋になっていく過程が自然...
新年早々1発目にしてはなかなかヘビーだったけど楽しめて良かった。 前巻の感想でも書いたけど下巻も引き続き観念的な描写が多いので疲労感は残るが重厚さもあるので読後感は良いかな。 当初の依頼がメインなのかと思っていたが序盤で解決して個人的に調査していたことが本筋になっていく過程が自然でとても良かったように思う。 途中で絵図が読めて『キタ!』っと頭の中で弾けたのは結構痺れたかな。ただその後の終局に向かう展開は思いっ切り道路が曲がりくねって予想を超えていたな。
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タイトルではないが、なんか重い感じの作品。大沢作品を貪るように読んでいた時代に、ハマっていた佐久間公シリーズの続編。以前の作品では、主人公は若さにまかせて国家や国際シンジケートを相手に暴れまくっていたが、すっかり大人になってしまい、同一人物かと思うほど地味。大御所になってしまって...
タイトルではないが、なんか重い感じの作品。大沢作品を貪るように読んでいた時代に、ハマっていた佐久間公シリーズの続編。以前の作品では、主人公は若さにまかせて国家や国際シンジケートを相手に暴れまくっていたが、すっかり大人になってしまい、同一人物かと思うほど地味。大御所になってしまってからの大沢さんが書かれるものは、人の内面にハマりすぎていてクドイ。
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