いつもの寄り道 の商品レビュー
中学生の時、大好きだった赤川次郎さん。登場人物が爽やかで颯爽とした女性が理想的で好きだった。 約40年ぶりに赤川次郎さんの本を読んでみた。 さすがに歳を重ねたからか、内容がやはり年齢的に合わず簡潔すぎるけど、変わらないテンポや描写、登場人物のキャラ設定が懐かしく、昔の自分を振り...
中学生の時、大好きだった赤川次郎さん。登場人物が爽やかで颯爽とした女性が理想的で好きだった。 約40年ぶりに赤川次郎さんの本を読んでみた。 さすがに歳を重ねたからか、内容がやはり年齢的に合わず簡潔すぎるけど、変わらないテンポや描写、登場人物のキャラ設定が懐かしく、昔の自分を振り返りながら楽しんで読めた。
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超久しぶりの赤川次郎。 25年も前の作品なので、背景ももちろん今と違うだろうし…突っ込みどころ満載でしたが、往年の2時間ドラマを見ているようで、面白かった。
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本格派ミステリー小説ではないので、穴のあるロジックがおかしいトリックが散見されるが、サラリと読めるのが魅力。 また、何人も人が死ぬが不思議と重くならない。それは、所々散りばめられる筆者から読者への語りかけ、魅力的な登場人物や彼らの語り口調、簡潔に一文が短くまとめられているからだと感じた。 複雑な描写がなく万人受けする作品だと思う。 また、人物、動作、景色の描写が非常に丁寧で情景がありありと思い浮かべられるのが最大の魅力だと思う。 聞き馴染みのない言葉がちょこちょこ出てくるので勉強になる。 少し前の作品になるので、現代の価値観にそぐわない描写もあるが、最後にどんでん返しがあり面白い作品だった。 なお、伏線回収は物足りなさを感じる(一ノ瀬会長と真田刑事の繋がり、犯行動機、手帳に書かれた暗号等)。
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出張に行ったはずの夫が、温泉旅館で若い女性とともに焼死体で見つかった。夫の手帳を手に入れ、事件の謎に近づく加奈子に危険が迫る!〈解説〉山前 譲
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1987年の作品なので多少古さは感じるが、テンポよく読める。手帳にどんな暗号で書かれていたのかわからずじまいなのを含め、細かいところをわざと省略してる力業は人気作家だから許されるのか?
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数時間でさくっと読めてしまう内容。 スピードが良くご都合的に物語が進む。 スピード良く進むためか、説明を端折りすぎる。 突き詰めて考えては行けない本。 中公文庫から出ているけれど、中身は子供向けの本のようだ。 行間を読む必要がなく、暇つぶしにはとても良い。
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