ダークサイド投資術 の商品レビュー
ところどころに、この表現はいただけないと思う部分はある。しかし、個人投資家が身につけるべき考え方の「一端」がここにあるのも間違いない。GAFAの分析、Teslaへの投資顛末のくだりは必読。
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元経済ヤクザの菅原潮が書く投資術との触れ込み。テクニカルの話では無く、ファンダメンタル分析として、経済動向からリスクシナリオを読み解く思考プロセスの解説が中心。暴力装置としての軍事や、金の流れから先読みをする視点は、ある種明解で現実的と感じる。コロナ初期の政治情勢、47代の大統領...
元経済ヤクザの菅原潮が書く投資術との触れ込み。テクニカルの話では無く、ファンダメンタル分析として、経済動向からリスクシナリオを読み解く思考プロセスの解説が中心。暴力装置としての軍事や、金の流れから先読みをする視点は、ある種明解で現実的と感じる。コロナ初期の政治情勢、47代の大統領選前の動きを素材にして動向予測しているので、2022年1月時点から見ると、リスクシナリオが悲観的と見えるが、確かにそれくらいを読んでおいた方が良いのだろう。試験の答案を求めているような読者からすると、物足りない、予測がハズレている、もっと具体的に書け、エピソード中心といった感想が出てきそうだか、そもそもこの本は、そういう資格試験対策のようなものではなく、思考力とリスクを先読みする感性、シナリオ構成力を鍛えておけ、という本であり、著者の思考プロセスを追う本なのだから求めるものが違う。さながら、ラーメン屋で美味い蕎麦が出てこないと憤っている客のようなナンセンスさを感じる。 なかなか面白かった。
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内容としては過去作に似通っている部分もあるが、それを元に、このコロナ後の世界でどうやって投資を考えるのか。 お金だけでなく、自分の能力と時間をどこにどうやって投資するのか、そんな事を考えるきっかけになれば。
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入念な準備こそがリスクをコントロールする 今する最良の投資は投資をやめること AIIBとは、中国共産党が運営する「国家ヤミ金」ということだ 中国は融資が焦げ付いた国から陸路や回路の拠点を合法的に収奪。これまでにギリシャのピレウス港、スペインのバレンシア港、スリランカのハンバン...
入念な準備こそがリスクをコントロールする 今する最良の投資は投資をやめること AIIBとは、中国共産党が運営する「国家ヤミ金」ということだ 中国は融資が焦げ付いた国から陸路や回路の拠点を合法的に収奪。これまでにギリシャのピレウス港、スペインのバレンシア港、スリランカのハンバントタ港など海洋拠点を手中に収めることに成功している 人民解放軍が行う三戦 輿論線、心理戦、法律戦 googleは個人情報をダウンロードできるtakeoutというツールを提供していて、自分でgoogleが集めた個人情報を管理できる 事象に内包される多様な要素を捨象(しゃそう)することが近代科学の合理的手法だ AIは未来という非合理性を選択しない 現在のAIは、長大な時間の先にある未来をイメージすることができない 非合理性を充満させることこそ、感性を磨くこと 沢木耕太郎 時の廃墟 ヒトが機械に勝てる要素は感性なのだ 合理性に打ち勝つためには日常を非合理性で満たさなければならない 人間にしかもつことができない「未来のイメージ」を持つために必要なのは、「悠久の時間」を生きてきた「実績」にふれることだろう 冷静な現実認識こそ希望への出発点
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猫組長のいつもながらの冷静かつ独自の分析は、 非常に興味深い。FB、Apple、テスラ等本の内容 をマスコミ報道が、追従していっている感さえある。
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