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ありふれた祈り の商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2021/09/07

最終巻を待ち望んでいたような、終わってしまうのが寂しいような感じ。 これまでの伏線の回収と、勝利の心の整理をつけるきっかけとなった事件と、やっとかれんの両親に話したのと、と盛りだくさんだった。事件については予想外の展開だったのでついていくのにやや時間がかかったが、それだけのことが...

最終巻を待ち望んでいたような、終わってしまうのが寂しいような感じ。 これまでの伏線の回収と、勝利の心の整理をつけるきっかけとなった事件と、やっとかれんの両親に話したのと、と盛りだくさんだった。事件については予想外の展開だったのでついていくのにやや時間がかかったが、それだけのことがないと勝利の心の整理がつけられなかったということなのだろう。 初めて読んだ時は大学生で等身大のドキドキを味わったが、自分も歳をとって「そんな感覚もあったなぁ」とこそばゆくなる感じ。 最後まで読めてよかった。

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2022/10/03

セカンドシーズン9作目、シリーズ累計19作目にして、遂に完結編。 私は昨年から一気に読み進めたけど、1作目からここまでは実に25年もの歳月が流れていて、沢山の読者に愛され、かつ、あとがきでいつも分かる通り著者が大切に育ててきたシリーズなのだということがわかる。 「バッドエンド」...

セカンドシーズン9作目、シリーズ累計19作目にして、遂に完結編。 私は昨年から一気に読み進めたけど、1作目からここまでは実に25年もの歳月が流れていて、沢山の読者に愛され、かつ、あとがきでいつも分かる通り著者が大切に育ててきたシリーズなのだということがわかる。 「バッドエンド」にはしないと、いつかのあとがきで書いてあったから半分安心しながら読めたけど、それでも勝利には途中何度もハラハラさせられた。 「明日は今日の続きじゃない」という言葉は自分も胸に刻みたい。大切な人にその日その時会えているというのは奇跡みたいなこと。ちゃんと自覚して言葉で伝えたい。 久しぶりに少女漫画を読んでいる様なキュンとした気持ちと、爽やかさを味わえるシリーズ。登場人物も皆素敵な人たち 。とても良かった!また別作品で未来の勝利とかれんに会えるのを期待…!!

Posted byブクログ

2021/03/04

「おいコー遂」に完結だぁ。前作から6年も経っているとさすがに内容は忘れていることも多々あったけれどかれんとショーリの切ない距離感やもどかしい想いが溢れてきてきて、これだよこれ。やっとだね。よかったー。と胸がいっぱいに。 ずーっと追いかけ続けてきた物語が終わりを告げたことに寂しさよ...

「おいコー遂」に完結だぁ。前作から6年も経っているとさすがに内容は忘れていることも多々あったけれどかれんとショーリの切ない距離感やもどかしい想いが溢れてきてきて、これだよこれ。やっとだね。よかったー。と胸がいっぱいに。 ずーっと追いかけ続けてきた物語が終わりを告げたことに寂しさよりもほっとしたのはとても不思議な気持ちだった。作者さんのあとがきにも作品に込められる大切な想いが伝わってきて思わずじーん。 おいコー、ありがとう。

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2020/10/07

ついに完結。時間が経ちすぎてて、あれ?なんだっけ??というのも多かったのですが…そうか、花村家にはちゃんと報告してなかったのかとか、ショーリって、まだ大学生だっけとか。考えてみたら、おいコーを読み始めたのは、大学4年生のとき。そのうち、じっくりと初めから読み直せたらいいな。 20...

ついに完結。時間が経ちすぎてて、あれ?なんだっけ??というのも多かったのですが…そうか、花村家にはちゃんと報告してなかったのかとか、ショーリって、まだ大学生だっけとか。考えてみたら、おいコーを読み始めたのは、大学4年生のとき。そのうち、じっくりと初めから読み直せたらいいな。 2020/8/27読了

Posted byブクログ

2020/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついに終わってしまった。 シリーズ後半は、もう私の気持ちが離れ気味だった事もあって、割とドライな感じで読み始めた。 でも読み終わったらすごい感慨深いものがあった。長い長い間見守ってきたショーリとかれんの幸せそうなラストを見て、ああやっぱりこの二人が、おいコーが好きだったんだな私、と最終巻にして再確認。 そして久しぶりに愛ある二人のやり取りが見れて、そうそうこれこれ!ってなったよね。 途中DVの話が出てきたあたりで嫌な予感はしてたけど、案の定巻き込まれる事に。 最後の最後でこんな大袈裟な展開いるかな?と最初は思ったけど、これだけ大きな事がないとショーリは本当の意味で前には進めなかったかもしれないなと思い直した。 確かに一つの命を失わせてしまった事に変わりはないけど、また、同じように一つの命も救ったという事を覚えておいて欲しい。 背負うものはあるけど、助けた少女の笑顔を、家族の感謝を忘れないで欲しい。 これからのショーリとかれんに幸あれ。 嗚呼でもやっぱり・・・正直寂しいなぁ・・・。

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2020/08/16

お久しぶりのショーリとかれん。 大変な事件に巻き込まれつつ、ふたりを包む空気感は変わらず。 初期のころ、このシリーズがとにかく好きで、村山由佳さんの他の本もむさぼるように読んだものだが、時を経て、作風がずいぶん変わったなあ、と思う。 でもおいコーだけはあの頃のまま。 これで完...

お久しぶりのショーリとかれん。 大変な事件に巻き込まれつつ、ふたりを包む空気感は変わらず。 初期のころ、このシリーズがとにかく好きで、村山由佳さんの他の本もむさぼるように読んだものだが、時を経て、作風がずいぶん変わったなあ、と思う。 でもおいコーだけはあの頃のまま。 これで完結、お疲れ様。

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2020/07/31

はぁ~終わった~( ´Д`)最後までJブックスで読めて、とても嬉しい( ゚∀゚)♪どうなっちゃうんだろう?(T0T)と思い続けていた生活ともお別れ(^^)♪無理矢理にでも日本へ帰って、けじめをつけたショーリは偉い!その後またひと波乱あってヒヤッとしたけれど、この先はもう皆で幸せに...

はぁ~終わった~( ´Д`)最後までJブックスで読めて、とても嬉しい( ゚∀゚)♪どうなっちゃうんだろう?(T0T)と思い続けていた生活ともお別れ(^^)♪無理矢理にでも日本へ帰って、けじめをつけたショーリは偉い!その後またひと波乱あってヒヤッとしたけれど、この先はもう皆で幸せに向かって突っ走るのみ!\(^o^)/

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2020/07/08

やっと!でもついに!終わってしまった。 一度はもうこの先は読めないのかもしれないと半ば諦めたりもしたけれど きちんと終わってくれて良かった。 「シアター!」や「ガラスの仮面」もこれに是非続いて欲しい。(私の中の「三大続きはまだか‼️本」だったのでw) かれんと勝利は完結としても ...

やっと!でもついに!終わってしまった。 一度はもうこの先は読めないのかもしれないと半ば諦めたりもしたけれど きちんと終わってくれて良かった。 「シアター!」や「ガラスの仮面」もこれに是非続いて欲しい。(私の中の「三大続きはまだか‼️本」だったのでw) かれんと勝利は完結としても この先もたまにでいいからサイドストーリーを描いてくれないかなぁ。 特に原田先輩。たのんます‼️ [図書館·初読·7月8日読了]

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2020/06/24

再会を果たした勝利とかれんは――。 秀人とともに日本に一時帰国した勝利のもとに、かれんが現れる。 たがいに想いながら、ぎくしゃくしたやり取りしかできない二人。――私たち、もうダメなの? 試練と波乱の恋の結末は!? 累計545万部突破(発行時時点)のシリーズ、最終巻。堂々の完結!!...

再会を果たした勝利とかれんは――。 秀人とともに日本に一時帰国した勝利のもとに、かれんが現れる。 たがいに想いながら、ぎくしゃくしたやり取りしかできない二人。――私たち、もうダメなの? 試練と波乱の恋の結末は!? 累計545万部突破(発行時時点)のシリーズ、最終巻。堂々の完結!! ~前巻までのあらすじ~ 高校3年生になろうという春休み。父親の九州転勤と叔母夫婦のロンドン転勤のために、勝利は、いとこのかれん・丈姉弟と共同生活することになった。 5歳年上の彼女をいつしか愛するようになった勝利は、かれんが花村家の養女で、勝利がアルバイトをしていた喫茶店『風見鶏』のマスターの実の妹だという事実を知る。かれんも次第に勝利に惹かれ、二人は恋人同士となった。 大学に進学した勝利は、叔母夫婦の帰国と父親の再婚・帰京を機に、アパートで一人暮らしを始める。一方、かれんは、高校の美術教師を辞め、鴨川の老人ホームで働きながら介護福祉士を目指すことになる。 マスターと由里子との間に生まれた新しい命を、勝利とかれんも心から祝福する。しかし、絶望的な事件は起こった。 うちひしがれた勝利は、逃げるようにオーストラリアへ。研究者の秀人のもと、あたたかい人たちに囲まれ、その心は次第に癒えてゆく。一方、日本でもそれぞれの時は進み、ある事故の知らせで勝利は急遽帰国したのだった……。

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2020/06/22

第1巻が出たのが1994年。いつのまにかショーリやかれんの年齢を追い越してしまいました。 やっと完結、最後まで見届けられて嬉しいような、寂しいような……。 セカンドシーズンの途中で、読み始めたときには全く想像もしていなかった衝撃展開になり、その後も読みながら悶々として……。 「ど...

第1巻が出たのが1994年。いつのまにかショーリやかれんの年齢を追い越してしまいました。 やっと完結、最後まで見届けられて嬉しいような、寂しいような……。 セカンドシーズンの途中で、読み始めたときには全く想像もしていなかった衝撃展開になり、その後も読みながら悶々として……。 「どうなる最終巻!ムラヤマ先生が最後はハッピーエンドとどこかで仰っていたけど無理だろコレ!」と、正直思っていましたが、最終巻もとんでもない展開もありつつ、ラストシーンに無事たどり着いたときは、とても静かな心になっていました。 年齢の割に大人過ぎるショーリにずっとジリジリしていましたが、最終巻で素の部分が見られて嬉しかったです。 サブタイトルがビートルズに始まってビートルズに終わるなんて、粋な演出過ぎる!ずっと読んできて良かったです。 恋愛小説ですが、それだけじゃない「おいコー」。 人の生き方や心情の深いところまで掘り下げる内容や、その場のにおいまで感じる描写、本当に大好きです。 村山由佳さん、最後まで物語を届けてくれてありがとうございました。

Posted byブクログ