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米寿を過ぎて長い旅 の商品レビュー

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2023/03/28
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 1931年生まれ、山折哲雄 著「米寿を過ぎて長い旅」、2020.6発行。花巻で育ち、仙台で学び、東京、そして京都で31年になる著者の自伝的エッセイというより哲学者の物の見方を編じた感があります。時空を超え、ひとりの八方にらみ、目には花、静かな覚悟の4つの章立てです。60代では、食べ過ぎない、飲み過ぎない、人に会いすぎない を。70~80代は、そのまま、ありのまま と。 医者の3要件は、痛みを止める、患者をほめる、万策尽きれば両の掌でさすること。これは、人と人の間においても同じですね!  1931年生まれ、今年卒寿の山折哲雄氏「米寿を過ぎて長い旅」、2020.6発行。宗教学者で評論家の著者の言葉、奥深いです。食べ過ぎない、飲み過ぎない、ひとり酒の三位一体とか。いいですね(^-^) 良寛の俳句:裏をみせ表をみせて散る紅葉 味わい深いです。著者の奥様は、毎朝起きると、鉢植えの木や花に水をやるのが日課とか。水やりは清々しく気持ちのよいものですね!  山折哲雄さん、1931年生まれ、今年92歳です。50代で出会った医師に「医者の3要件は、痛みを止める、患者をほめる、万策つきれば両の掌でさすること」と聞き、この3要件は人と人との関係にも当てはまると考えたそうです。60代は、食べ過ぎない、飲み過ぎない、人に会いすぎない。70~80代、気づけば高齢社会。徘徊の人の介護は、そのまま、ありのまま。これは、親鸞の「自然法爾」の言葉。今は、昼寝と妄想の徘徊を楽しむ日々だそうです。「米寿を過ぎて長い旅」、2020.6発行。本の内容はちょっと難しい話でした。

Posted byブクログ

2020/08/09
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なんか水墨画の中の仙人を現代に探すとしたらこんな感じだろうか。女の仙人のばあさんは西王母になっちゃうのかな。

Posted byブクログ