テレビの荒野を歩いた人たち の商品レビュー
まさに昭和。 戦後のテレビ文化が現在に続いている。 テレビ創世期の話は自分自身の青春期と重なり懐かしい限り。 小林信彦や小林亞聖の話には懐かしさと笑いとが 記憶をタイムスリップさせてくれる
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テレビがまだ新大陸だったころの開拓者列伝。だから書名は「テレビの荒野を歩いた人たち」ではなく「テレビの原野を歩いた人たち」の方がしっくりするような…。だって「テレビの荒野」は今の姿だから。昨年、2019年、初めてインターネット広告費にテレビ広告費が抜かれて、さらに今年、2020年...
テレビがまだ新大陸だったころの開拓者列伝。だから書名は「テレビの荒野を歩いた人たち」ではなく「テレビの原野を歩いた人たち」の方がしっくりするような…。だって「テレビの荒野」は今の姿だから。昨年、2019年、初めてインターネット広告費にテレビ広告費が抜かれて、さらに今年、2020年、テレビ広告市場は急落しています。もちろん、テレビ局に入ってくるお金だけがテレビの本質じゃないけど、本書に登場する開拓者がつくりあげてきた豊かな世界はデジタルの登場によって荒野化していくと思われます。もしポスト安部が総務省出身の官房長官だったら、田中角栄時代の免許制度も変わるんじゃないかな、と思ったり。でもその安部会見もずっぽりテレビで見てんだけどね。そういえば本書に先駆けてテレビ東京とパラビで「ネット興亡記」が放映・配信されていて創成期回顧もデジタルは早い早い!
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テレビ創成期の頃のことがよくわかって面白い。 今では考えられないくらいのアナログさ。 でも、その分活気づいてたであろう昭和30年代のテレビ業界の裏話し。
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