ヤクシマザルを追って の商品レビュー
霊長類研究で著名な山極寿一京都大学総長による著書。 1994年に自費出版された物を、改訂し2020年4月現在の内容を加えたもの。 絵もモノクロから色をつけたと記載されている。 屋久島に行く機会があれば持って行きたい本。 誰にも読みやすいようにすべての漢字に、ルビがふられている。...
霊長類研究で著名な山極寿一京都大学総長による著書。 1994年に自費出版された物を、改訂し2020年4月現在の内容を加えたもの。 絵もモノクロから色をつけたと記載されている。 屋久島に行く機会があれば持って行きたい本。 誰にも読みやすいようにすべての漢字に、ルビがふられている。 それが逆に字面がごちゃごちゃした漢字じゃない、感じになっているのが残念。 判型を大きくすると解決すると思うが、コストアップになるのだろう。
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絵本ガイドブック。 屋久島の自然環境を見据えながら、非常に注意深く時間をかけて、地元にしか置いていなかったヤクシマザルの観察ガイドブックを機が熟したと、出版されたもの。 屋久島に行くときのお供に。 巻末に、インフォメーションや地図、施設情報。 エサをやったり、おびやかしたり、...
絵本ガイドブック。 屋久島の自然環境を見据えながら、非常に注意深く時間をかけて、地元にしか置いていなかったヤクシマザルの観察ガイドブックを機が熟したと、出版されたもの。 屋久島に行くときのお供に。 巻末に、インフォメーションや地図、施設情報。 エサをやったり、おびやかしたり、ヒトとしてのアプローチをせずに観察する。 ・屋久島の大型哺乳類はシカとサルのみ。 ・ヤクシマザルはニホンザルの亜種。 ・ヤクザルを黒焼きにして薬にする伝統があったため、人間を非常におそれていた。 →現在、エサを求めて観光客に近付き、また農作物に大きな被害を与えている。 →サルを観察する注意点 ●食べものを与えない ●食べものを見せない ●食べものの味を覚えさせないために、ミカンの皮など食べ残しは捨てずに持ってかえる ●距離を置く ●大きな声をあげない ●追いかけない。待つ ●目を合わせない ●赤ちゃんのサルにはけして近づかない …など ・サルの行動とルール ・オスザルの生き方、メスザルの生き方 ・たくさんの群れがあり、孤立したオスザルは少ない。 ・森でのヤクザルの暮らし ・ヤクザルの季節ごとの食べ物 ・フンから食生活を知る ・ニホンザル:ヤクザルとホンドザルの特徴 優しい色合いと線のスケッチが添えられている。
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