ようこそ!アニマル連邦 の商品レビュー
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ブラック!! バイオレンス!! そして、コミカル!! ここまで、表紙詐欺感が強いと、もう、逆に許せてくるレベルだな。 とんでもないほど、中身が物騒で凄惨。死に過ぎだろ、キャラが。 割と可愛いっつーか、緩めの絵柄でも、殺伐さや残忍さを中和できていないほどだ。 しかし、そのアウトなネタが、個人的には最高だった。 良い子に絶対に読ませちゃいけないからこそ、良くない大人は読んだら存分に楽しめちゃう。 ある意味、この世の摂理をストレートに伝えているって良い捉え方も出来なくはない。 所詮、この世は弱肉強食。弱ければ死に、強ければ生きる。戦わなければ生き残れない。そして、「ぶっ殺す」と心の中で思った時には、既に、それは実行に移され、口から出るべきは「ぶっ殺してやった」だけなのだ。 世界の暴力と快楽、麻薬と銃器、ありとあらゆる影の部分が集まった、この領域の中で暮らしている、二足歩行の動物たちが、強く逞しく、狡猾さと大胆さを持ち合わせた生き方を教えてくれている。 アニメ化は絶対に無理だけど、もし、アニメ化するなら、『鷹の爪』を制作したスタッフさんたちにお願いしたいなあ。 この台詞を引用に選んだのは、ウサノルフの発した、凄味のある台詞の中でも、特にゾッとするものだったので。 普段、自分に喧嘩を売ってきた者を容赦なく、キルしているだけに、コケにされた際は即殺せず、じわじわと苦しめる所に彼の怖さを感じると同時に、頼もしい男だ、と思える。 ドラッグで、ちょいちょいやらかす部分さえ目を瞑れば、仕事は安心して任せられるかも知れない。 「安心しな・・・殺したりはしねぇよ。死は反省の手段じゃないからな・・・」(byウサノルフ)
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いつしかtwitterで見かけてよく見るようになってからしばらく.書籍になるとパッと確認できてよいですね! 「銭湯」の対策は知りませんでした.画像が書籍化していると思うので,文字がちょっと荒いところがあるのが気になるところ. ※ちなみに,最終ページにシール付です.
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