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タネはどこからきたか? 新装版 の商品レビュー

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2020/07/04
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植物たちの戦略。 タネを守りかつ運んでもらうための、実の大きさや味・毒など、生物へのご褒美・牽制の配分 特定の生きものを運び屋にカスタマイズしすぎると、その生きものと運命を共にすることになる。 オオバコはコスモポリタンな植物。世界中で、見られる。 アリは律義な運び屋さん。 渡り鳥は地球規模で、タネを散布していく。 足元の土壌はシードバンク。木の上、水底も。 ダーウィンの実験。 シードレイン。種の寿命。 はじけるタネ、風に乗るタネ、水に運ばれるタネ、食べられて旅するたね、体や足の裏にくっついて運ばれるタネ。 条件が揃うまで、静かに待つタネ。 タネのあれこれを知って、草花たちが、「どこからきたのかな?」と眺めるようになる。 写真…埴さん。 タネが弾ける瞬間とか、アサガオがツルを巻きつけるものを探っているところとか。枯れ葉の虫喰いから覗いている双葉の写真が好き。

Posted byブクログ