海洋プラスチック の商品レビュー
生分解性プラスチックと通常のプラスチックの違いや、海に漂うプラスチックのゴミのことなど、頭の片隅にあるモヤモヤをこの本で整理。 このサイエンスライターは、普通の大人が理解できるレベルに合わせて書いてくれるので、かなりスッキリする。
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読んでいたら絶望的な気持ちになる でもそれが現実なんだろうな… こちらの本、科学的な見解から見たプラスチックのことや、自然界的に見たプラスチックのことなどがきちんと書かれているので、冷静にプラスチックごみについて考えることができるのがよかった。 煙草のフィルターが実はプラスチ...
読んでいたら絶望的な気持ちになる でもそれが現実なんだろうな… こちらの本、科学的な見解から見たプラスチックのことや、自然界的に見たプラスチックのことなどがきちんと書かれているので、冷静にプラスチックごみについて考えることができるのがよかった。 煙草のフィルターが実はプラスチックでできていて分解されないものだというとや、マイクロプラスチックがナノプラスチックになって実は動物たちの体にとりこまれていることやら、海洋ではもう魚よりプラスチックの方が多い…みたいなことやら…もうね…ため息しか出ない 今年になって、私も洗濯物から出るマイクロプラスチックを減らすために特殊な洗濯ネットを購入した。 これがね…よく取れます。 というか、今までこんなに無意識に流し捨てていたのか…と思うと地球に申し訳ない。 プラスチックバッグの有料化で文句を言う人もいるけど 私は有料化してよかったと思っている。そりゃお金はかかるけど、それによって”ちょっと物を入れて運搬するだけの袋”をタダだからポイ捨てしてもいいじゃん…みたいな人、ゴミ意識のない人にあらためて認識してもらうことにはなってるんじゃないだろうか? じゃあ私たちがプラスチックを減らすためにできることって何なんだ? 小さいことしかできないけど、それってめちゃくちゃ微々たることじゃないの?なんて思っちゃう。 で、解決策って、結局ちゃんとごみを分別して捨てる。 それが大きいんだな~。って。 海洋プラスチック問題だけど それって社会の問題のすべてにつながっている 小さなことでも心がけてみる人が増えれば大きな力になると信じたい。
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マイクロプラスチックを日々接種していることがよく伝わってきて恐怖を感じつつ……結局人体への健康被害は不明、となると怖がってよいのやら……。 海洋研究のことが詳しく書かれており、研究とはどんなことをするのか、推論値とはどんなものか、といった考えも学べる。
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「私たちはプラスティックを食べている」 プラスティックの恩恵を受けて暮らしている私たちは、一体どうしたらいいのだろう。難しい内容かと思いながら手に取りましたが、このモヤモヤを整理して、調べながら書いたという著者に共感しながら読み進められました。 プラスティックがどのように利用され...
「私たちはプラスティックを食べている」 プラスティックの恩恵を受けて暮らしている私たちは、一体どうしたらいいのだろう。難しい内容かと思いながら手に取りましたが、このモヤモヤを整理して、調べながら書いたという著者に共感しながら読み進められました。 プラスティックがどのように利用され、処分されているのか現状を知ることができます。ほとんどリサイクルされず、焼却や埋め立てに頼っていることに、このまま増え続けたら、どうなるのだろうと危機感を覚えました。 プラスティックは必要なものに限って使う社会になればと思い、一人ひとりがプラスティックの問題に関心を持ち続け、小さな行いを積み重ねていくことに意義があると感じました。
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ワールドオリエンテーションのために読み終わる。ミッシングプラスチックの話は初めて聞いた。 プラスチックのリサイクルは、日本は熱を再利用していることで「リサイクル」としていることも。 まだまだ知らないことだらけです。
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海洋プラスチック汚染の現時点でわかっていることをまとめて解説。 要点としては、相当な量のプラスチックが海洋に流出しているはずだがその99%は行方不明。ペットボトルのような大型のゴミは見つけやすいため、ゴミの割合の上位を占めるが粉砕されたマイクロプラスチックが厄介。 生分解プラスチ...
海洋プラスチック汚染の現時点でわかっていることをまとめて解説。 要点としては、相当な量のプラスチックが海洋に流出しているはずだがその99%は行方不明。ペットボトルのような大型のゴミは見つけやすいため、ゴミの割合の上位を占めるが粉砕されたマイクロプラスチックが厄介。 生分解プラスチックは全てを解決する夢の技術ではない。 できることからコツコツと。
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プラスチックの環境問題について、図をたっぷり使い、わかりやすく解説している。複雑な状況が絡んでいて、解決への道のりは遠いが、ひとりひとりの意識改革が求められる。
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はじめに~このままの汚れた海でいいのだろうか 第1章 世界の海はプラスチックごみだらけ 第2章 プラスチックは世界の異物 第3章 マイクロプラスチックを生き物が食べる 第4章 わたしたち一人ひとりの力は小さいのか? おわりに
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
レジ袋有料化で話題に挙がる海洋プラスチックについて扱った本。著者は海洋物理学者だが、プラスチックの分布や分類、性質、マイクロプラスチック、生化学プラスチックなど幅広くわかりやすく解説されている。 特にバイオプラスチックの項目では、名前だけでありがたがってはいけないと実感した。最後の章では環境問題とある部分ぶつかる問題に対して、科学ではなく決断が求められているというのはぐさっときた。
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レジ袋有料化は海洋プラスチック削減にはわずかな効果。しかし、これをきっかけにプラごみを減らそうという意識が高まるといい。しかし、本来減らすはずのプラスチックの代わりの代替プラスチックが増えたり、その分の化石燃料使用増となっては本末転倒。環境問題すべてにおいて共通の課題です。解決し...
レジ袋有料化は海洋プラスチック削減にはわずかな効果。しかし、これをきっかけにプラごみを減らそうという意識が高まるといい。しかし、本来減らすはずのプラスチックの代わりの代替プラスチックが増えたり、その分の化石燃料使用増となっては本末転倒。環境問題すべてにおいて共通の課題です。解決したいポイントがあっても、それを改善するには別の複雑な課題が発生します。
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