ウサギとぼくのこまった毎日 の商品レビュー
トミーの家で兎のユッキーを預かってから、ハプニングが続いていい事なし。悪態をつきながらもトミーはちゃんとユッキーの世話をする。お父さんが仕事に恵まれない俳優という設定でどこか浮世離れした感じではあるがそれもまたひとつの味わい。ドタバタの末大団円で終わるから最後暖かい。
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ジュディス・カーがお孫さんたちに残された「遺作」だそうです。ヒトラーに奪われた、大好きだったぬいぐるみのウサギの思い出は、90年を超える生涯を通じて、あの、楽しかった、子供のころの日々を奪ったもの、今、目の前で奪いそうなものたちを許してはいけないというふうな気持ちを、彼女の心に...
ジュディス・カーがお孫さんたちに残された「遺作」だそうです。ヒトラーに奪われた、大好きだったぬいぐるみのウサギの思い出は、90年を超える生涯を通じて、あの、楽しかった、子供のころの日々を奪ったもの、今、目の前で奪いそうなものたちを許してはいけないというふうな気持ちを、彼女の心に刻み付けたに違いないと思いながら読みました。 ブログにも感想を書きました。読んでみてください。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202106220000/
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『おちゃのじかんにきたトラ』のジュディス・カーが最後に遺した作品。 妹が学校からあずかってきたウサギのユッキー。 問題ばかり起こすので、「ぼく」ことトミーはうんざりしてしまう。 ユッキーは、「トリックスター」のような役割をになっている。俳優であるお父さんに、久しぶりに出演作品の...
『おちゃのじかんにきたトラ』のジュディス・カーが最後に遺した作品。 妹が学校からあずかってきたウサギのユッキー。 問題ばかり起こすので、「ぼく」ことトミーはうんざりしてしまう。 ユッキーは、「トリックスター」のような役割をになっている。俳優であるお父さんに、久しぶりに出演作品の話がきて、主演俳優が家にたずねてきたときの騒動がゆかい。お行儀のいい大人だったら大過なくやりすごすところで、ユッキーは相手の正体をあばいてしまう(笑)。 お父さんの仕事、ぼくの学校生活、妹のことなど、短いなかでいくつかのストーリーラインが交錯して少しごちゃごちゃしてるけど、全体としてはとても幸せでほのぼのしたお話。
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