コンサバター 大英博物館の天才修復士 の商品レビュー
大英博物館に勤める修復士の糸川晴香が、上司のスギモトと一緒に美術品にまつわる謎解きをしていく物語。 四つの章に分かれ、パルテノン・マーブル、和時計、古代エジプトのミイラ、北斎のグレート・ウェーブが題材となっている。斬新で面白かった。
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「パルテノン・マーブル」 記憶を辿った時。 簡単に探す事が出来たらいいが、こんな事を自宅でもしているとなると条件は厳しくせざる得ないだろう。 「和時計」 修復しきれない。 どれだけ技術があったとしても、部品が足りなければ専門家に頼むしかなくお手上げ状態になるだろうな。 「古代...
「パルテノン・マーブル」 記憶を辿った時。 簡単に探す事が出来たらいいが、こんな事を自宅でもしているとなると条件は厳しくせざる得ないだろう。 「和時計」 修復しきれない。 どれだけ技術があったとしても、部品が足りなければ専門家に頼むしかなくお手上げ状態になるだろうな。 「古代エジプトのミイラ」 隠されていた物。 後世に受け継がれた宝だったとしても、あんな仕掛けがしてあったら安易に足を踏み入れられないだろう。 「HOKUSAI」 本来の持ち主は。 不運が重なった結果だったとしても、約束を守らなかったのは元々手放す気がなかったからかもしれない。
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大英博物館の修復士の話。コンサバターっていう仕事が初耳でこういう仕事があるのかと知れるのが楽しい。そして美術ミステリがワクワクする!あと和時計の価値とか知らんことばっかりで勉強になる。博物館とか美術館行きたくなるしこの世界もっと知りたくなる!
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いろいろな知識が豊富になっていい気分。 でも、修復士…修復してたっけ?あんまり好きなキャラじゃない。主人公の女性もキャラが魅力的ではない。
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大英博物館の天才修復士、ケント・スギモトが解き明かすアートが絡むミステリー連作。芸術と言っても和時計やミイラの木棺など多岐にわたる品物が登場します。美術館のあり方や修復士の仕事など細かい部分も知ることが出来て面白かったです。
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美術品と、美術館の裏側を垣間見れる。 組織のしがらみのせいか、サラッと解決される、 次作から、個人で動けそうなので、中身が濃くなるかな。
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大英博物館の修復士が美術品にまつわる謎を解く短編集。 ライトミステリで、美術に詳しくなくても楽しく読める。 博物館のスタッフのお仕事小説として面白かったし、美術そのものというより美術品のあり方について考えさせられた。
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コンサバターという意味が分からず、ネットで調べると仏像や絵画などの文化財を守り、後世に伝える仕事だと書かれていた。 美術品は人々を魅了するものだけれど、その過去には美術品を巡り略奪、強奪等が行われるなど人間の邪な欲望に翻弄されてきたものなども少なくないのではと感じた。 ...
コンサバターという意味が分からず、ネットで調べると仏像や絵画などの文化財を守り、後世に伝える仕事だと書かれていた。 美術品は人々を魅了するものだけれど、その過去には美術品を巡り略奪、強奪等が行われるなど人間の邪な欲望に翻弄されてきたものなども少なくないのではと感じた。 作品の中で「文化が衰退すると、世界はどうなると思いますか」という問いかけがあり。文化というのはその国それぞれの「色」があり、それがたとえお金や利益にならず、不便なモノだとしてもその文化によって安らぎを感じている人もいるんだなと改めて自分の国の文化ことなどをよく知りたいなと考えることができた。
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大英博物館の天才修復士、ケント・スギモト。 彼の元に持ち込まれるのは、難事件ばかり。 ・パルテノン・マーブル ・和時計 ・古代エジプトのミイラ ・HOKUSAI の4篇。 すり替えられたパルテノン神殿の石板。 なぜか動かない和時計。 札束が詰め込まれたミイラの木棺。 などなど...
大英博物館の天才修復士、ケント・スギモト。 彼の元に持ち込まれるのは、難事件ばかり。 ・パルテノン・マーブル ・和時計 ・古代エジプトのミイラ ・HOKUSAI の4篇。 すり替えられたパルテノン神殿の石板。 なぜか動かない和時計。 札束が詰め込まれたミイラの木棺。 などなど 知らず知らずに、美術品のうんちくも身に付きますね。なかなか面白いです。
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大英博物館に行きたくなるし、北斎も見たくなる。Arts & Humanitiesが衰退してしまうことがないように自分も何かしなきゃと思わされます。 ミステリー要素がメインというわけではなくて、誰がやったのかは予想がつくのだけど、博物館や美術に関する問題や課題はリアリティ...
大英博物館に行きたくなるし、北斎も見たくなる。Arts & Humanitiesが衰退してしまうことがないように自分も何かしなきゃと思わされます。 ミステリー要素がメインというわけではなくて、誰がやったのかは予想がつくのだけど、博物館や美術に関する問題や課題はリアリティがあって面白かったです。
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