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あしたの華姫 の商品レビュー

3.6

24件のお客様レビュー

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2024/02/12

木偶人形の華姫と月草、お夏が言うようにどちらも月草の言葉のはずなのに、別々の人が話しているような感覚になりますね。跡目を継ぐって大変ですね。自分の事だけなくいろんな人の事も考えないといけない。まだ心配は絶えないけど兄2人がいっぺんに出来て嬉しいかな、お夏っちゃんの将来はどうなる⁉...

木偶人形の華姫と月草、お夏が言うようにどちらも月草の言葉のはずなのに、別々の人が話しているような感覚になりますね。跡目を継ぐって大変ですね。自分の事だけなくいろんな人の事も考えないといけない。まだ心配は絶えないけど兄2人がいっぺんに出来て嬉しいかな、お夏っちゃんの将来はどうなる⁉️

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2022/08/13

シリーズ第2弾。 両国を仕切る山越親分が体調を崩したことがきっかけで起こった跡目問題に絡む5つの短編からなる。 お夏が誰と沿うことになるのか、それによってまたどんな問題が月草に降りかかってくるのか、次も楽しみ

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2021/10/28

「まことの華姫」に続く2作目。 真実を語るという評判がある人形の華姫が活躍? 操る芸人の月草は、何かと事件解決に駆り出される羽目に。 両国の小屋で美しい人形を操り、芸を見せている月草。 一見頼りなげな若者だが、人形の華姫の評判は高く、熱心なファンで「お華追い」と呼ばれる追っかけ...

「まことの華姫」に続く2作目。 真実を語るという評判がある人形の華姫が活躍? 操る芸人の月草は、何かと事件解決に駆り出される羽目に。 両国の小屋で美しい人形を操り、芸を見せている月草。 一見頼りなげな若者だが、人形の華姫の評判は高く、熱心なファンで「お華追い」と呼ばれる追っかけまでついている。 腹話術でやり取りをしているわけなのだが、華姫はまるで生きているとしか思えない、月草とは別人格の洞察を見せるのだ。 にぎやかな両国の町を仕切っている山越の親分と娘のお夏が麻疹にかかってしまった。 看病に行った月草とお華だったが‥ 山越の親分が病気になったせいで、跡目が話題になり、親分の息子ではないかという者が現れる。 お夏に婿を取るかどうかという話にも。娘のお夏はまだ13歳で、結婚するにはさすがに早いが、縁談が起きるには当時としては早くもない。 お夏の姉の元いいなずけが、行方不明に。 お夏に疑いがかかり‥? 山越の親分にこき使われ、ぼやきながらも事態を収拾していく月草。 お夏はおてんばだけど無邪気でまだかなり幼いが。 娘に甘い親分にも、心に期するところがある‥のかも? 話の雰囲気や表紙の絵から、お華のことは生きているかのような姿を思い浮かべてしまいます。 月草の前身からして、文楽のような人形なんでしょうけど。 文楽の人形も目の前で見たことがあり、それは地方公演のロビーで挨拶させてもらったのです。 お人形に近づいて頷きかけられると、これが生きているとしか思えない感覚になりました。 あの不思議さ、作者もご存知なのかな?なんて思います。 楽しみなシリーズ☆

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2021/05/14

【収録作品】序/お華の看病/二人目の息子/お夏危うし/かぐや姫の物語/悪人月草/終  人をうまく使えるのがトップの器量というものなのだろう。

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2021/05/12

シリーズ2作目。 前作から続けて読んだので、とっかかりやすかったけれど、いまいちハネない。 キャラ設定は面白いので、次に期待。 [図書館·初読·5月8日読了]

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2021/03/21

華姫追いって、今で言うところの追っかけだよな~、とかちょっと面白く読みました。 迷惑な追っかけではなく、とにかく役に立ちたいと何かといじらしい… いろんな問題もみんなと協力すれば解決できるんですね。

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2021/03/14

隅田川に架かる両国橋の、両岸の橋詰めに広がる、江戸で1番とも言われる盛り場。山越の親分に守られた地で、真実を見る目持つ木偶人形の華姫と、その操り芸人・月草を中心に日々の騒動を描くシリーズも2作目。やっぱり墨東って楽しい所!良いわあ、好きだわあ〜。連作集だし、お姫様の大きなお人形っ...

隅田川に架かる両国橋の、両岸の橋詰めに広がる、江戸で1番とも言われる盛り場。山越の親分に守られた地で、真実を見る目持つ木偶人形の華姫と、その操り芸人・月草を中心に日々の騒動を描くシリーズも2作目。やっぱり墨東って楽しい所!良いわあ、好きだわあ〜。連作集だし、お姫様の大きなお人形って、映像化したら映えそうだけど、腹話術のできる俳優さんがいないと難しいね…。

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2021/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 読み終わるとタイトルの意味がよく分かる。  今回は月草さんがやたらとこき使われる(?!)回であり、次期親分に揺れる回。華姫追いたちの活躍が今回はかなり多かった感。それほど前回よりも華姫の人気が高まってきているってことなのかも(客層も広いようだし)。  途中ヒヤリとするところもあったけど、なんとか……!ほんと月草さんがやたらと苦労しているし、ただの芸人以上の働きしてて寧ろ臨時手下扱いになっているのでは。。。  続いて欲しいけど、どうなるのかしらん?

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2020/12/13

シリーズ2作目だが、1作目を読んだのは4年前で、余り覚えてないが、結構キャラクター紹介的だったように思うので、本格的な活躍は今回からかな。5話あるが、親分の跡取りをめぐっての話がメイン。これからもう少し活躍の場が広がりそうな気はする

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2020/12/12

華姫と月草のお話の続きが読めるのが嬉しい。華姫は木偶人形で、操る月草が話しているのだけれど、華姫の言葉はマコトを伝えると言われている。華姫の声で語る時は、事の本質に切り込み、時として辛辣なことを言うのに、月草は臆病で情けなくって、その掛け合いが面白くて、本当に華姫が話している錯覚...

華姫と月草のお話の続きが読めるのが嬉しい。華姫は木偶人形で、操る月草が話しているのだけれど、華姫の言葉はマコトを伝えると言われている。華姫の声で語る時は、事の本質に切り込み、時として辛辣なことを言うのに、月草は臆病で情けなくって、その掛け合いが面白くて、本当に華姫が話している錯覚を覚える。芸人として出ている小屋主の山越とその娘のお夏にふってかかった後継者騒動に巻き込まれ、解決に奔走する。後継者になりたい人も色々で、全部で5つの短編が入っていて、それぞれ面白いけど、私は「かぐや姫の物語」が好き。華姫ファンのお華追いやカミさんたちが活躍するところも好き。

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