姉の友人 の商品レビュー
うわぁー 良い! 良いよこの「姉の友人」! なんか 読んでて、胸がぎゅっとなる。 切ないですね。好きあってたのに。 短編5作品のうち、『あたしの好きな人』が、一番好き。泣けました。 今日子さん、すごく雰囲気あつて、魅力的な、女のひとだね。女のひとも、好きになっちゃう気持ち、わかり...
うわぁー 良い! 良いよこの「姉の友人」! なんか 読んでて、胸がぎゅっとなる。 切ないですね。好きあってたのに。 短編5作品のうち、『あたしの好きな人』が、一番好き。泣けました。 今日子さん、すごく雰囲気あつて、魅力的な、女のひとだね。女のひとも、好きになっちゃう気持ち、わかります。私も好きだ、今日子さん。 、、、このコミックスは、knkt09222さんのレビューを読んで、買いたい!と思いました。 読めて、とても良かったです。 ありがとうございました!
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るり子 14歳 中学生 ナツの妹。今日子にあこがれを抱く。 今日子 36歳 小説家 元親友のナツに片思い中。美人で交際相手多数。 ナツ 25歳 フリーター るり子の姉。今日子に惹かれていたが、絶交してしまう。 <あらすじ> 14歳、初恋の相手は お姉ちゃんの元・親友ーーー。 中学2年生のるり子は放課後、姉の元親友・今日子と会っている。 同級生とは違う、うっとりするような刺激に満ちた秘密の時間。 オトナの香水の匂いや、じっと見つめる瞳にドキドキしてしまうけど… お姉ちゃんと今日子さん、どうして絶交しちゃったのーー? 以上、トーチweb公式より。 これはいい作品に出会った! と心から嬉しい。 志村貴子っぽい、というのが正直な感想。 おそらく影響あると思う。 しかしいわゆる劣化コピーでは全然なく、読み進めるうちに、じわっとこの作者の別の味が感じられる。 言語化できないけど。 人と人が別個に存在しているのではなく、持つ、持たない、あげる、返す、みたいな遣り取りが実際に起こり、なのに個別に孤独と親愛を噛み締めているような。 人を好きになって苦しいのに幸せで孤独だからこそ意義深い、という、間違いない実在感がある。 この作品のみんなが読者である自分の心に棲みついた。 百合作品を漁っていて、百合という趣味を超越する、人対人の話に直面したときの嬉しさ。 この作家さんは追う。
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三つの短編がそれぞれ別の視点から、今日子という人物を描き出す構成なっている。一本の出来映えもさることながら、三本合わせることで完成する物語の全体像が好きだ。 最後の二編は書き下ろしだと思うけど、これがあることでまた、更に異なった視点から今日子を描くだけじゃなく、るりこにとって...
三つの短編がそれぞれ別の視点から、今日子という人物を描き出す構成なっている。一本の出来映えもさることながら、三本合わせることで完成する物語の全体像が好きだ。 最後の二編は書き下ろしだと思うけど、これがあることでまた、更に異なった視点から今日子を描くだけじゃなく、るりこにとっての彼女を改めて位置づけ直すことにも成功している。良い連作短編集だった。
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女三人の、それぞれへの思いが交錯して切ない。嫉妬とか羨望とか、というとドロドロした感じになってしまうけど、そうじゃなくてライトにというのかな、ポップでおしゃれにキラキラと、女だからこその思いもありつつ、ただ好きなだけじゃうまくいかないとこは、男女の恋愛とは違っててちょっと切なかった。言葉にはできないんだけど、この作品の持つ雰囲気が良くて、この作家さんの他の作品も読んでみたいと思った。
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最初は強キャラだった今日子さんが徐々に人間味を帯びていくのいいわね 冬休みの宿題で短歌を作るところがクライマックスで面白かったが、一方で高校生がこんな素直に短歌に感動したりするものか? と思わなくもない
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今日子さんのたばこの煙が幻想みを増す。 たばこの煙と、るりちゃん山吹くんの吐く息と、 同じ描写なのが切ないし嬉しい。 龍之介くんのこともっと知りたい。
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好きな人からプレゼントをもらってよろこぶ今日子さんのセリフがかわいかった。「そんなにうれしい?印税たくさんあるから自分で買えるじゃん」「すきなひとからもらったものは、お金で買えないでしょ。」
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