制圧攻撃機突撃す 極北に大隕石を探れ！ の商品レビュー

大石英司(著者)

2023/12/04

千歳救難隊の飛行班長、中谷３佐は訓練で千歳に来ていた飛鳥３佐再会しAC-130ブルドッグの空いている副操縦士席に搭乗することになった。北海道のカムイソプキ岳の周辺で救難信号を受信したため訓練を中止して捜索活動に移行した。
現地には襲撃された米軍人らしき遺体が散乱し、千歳救難隊へ回収を依頼した。
羆に襲われたとおぼしき小隊は切断された腕をはじめ、遺体の体温が保たれており、救難隊の関係者はこの不思議な現象に戸惑っていた。
同時期、アメリカの影の政府のメンバーはこの事態に重大な関心を寄せており、また、ロシアでも副大統領をはじめとしたメンバーが事態の推移を見守っていた。
かつてロシアで幸福村という不思議な村の研究が行われたタルバ・レポートが存在し、ツングースカの爆発も超常現象に関連していた事から今回の事態もこれに関連していると推測されることからその研究の第一人者であるコマロフ博士の派遣が決定した。