君たちは何をめざすのか の商品レビュー
めちゃくちゃよかった。目頭が熱くなるところも…(。・ω・。) ラグビーワールドカップ2019にまつわる様々なエピソードに感動。ハプニングとの向き合い方も、ラグビー精神に通づるところがあるんだって思った。 あらためてラグビーの魅力、人との繋がりの大切さを感じた!
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カテゴリを『ラグビー』にするか悩んだけれど、まさにこの本の副題の「ラグビーワールドカップ2019が教えてくれたもの」について示してくれている本。 ちょうど柏にもゆかりのある徳増先生が2019年の柏中学校での特別講義で、この本のベースとなった講演をお聞きしていたのでストーリーの...
カテゴリを『ラグビー』にするか悩んだけれど、まさにこの本の副題の「ラグビーワールドカップ2019が教えてくれたもの」について示してくれている本。 ちょうど柏にもゆかりのある徳増先生が2019年の柏中学校での特別講義で、この本のベースとなった講演をお聞きしていたのでストーリーの概要は理解はしていたものの、ほんとありがたかった。 僕もニュージーランドに単身で留学をしたこともあるだけに徳増先生のウェールズの生活の章はちょっと親近感を思えてしまった。 こんな世の中だからこそ、なんだか勇気をもらえた。 ぜひ多くの方に読んでほしい。 さて、いつもの抜粋を二点ほど ============= P6 はじめに、より 本書の主人公はイーサンくんのような子どもたちです。ラグビーワールドカップ2019では、私たちが予想もしなかったような感動的なエピソードが日本各地でたくさん生まれました。そこには未来を担う子どもたちの姿がありました。 それらを通じて、私たちが大会から何を学び、学んだことを今後にどう活かしていくべきなのかを読者のみなさんと一緒に考えたいと思います。そこには、スポーツの枠を越えて私たちの人生に訴えかけてくれるメッセージが、きっとあると思います。 さあ、みんなでもう一度一緒に、あのラグビーワールドカップ2019の高まりを訪れる旅に出て、私たちが進むべき次の一歩を探しましょう。 P133 このように、それぞれの地域に根づき、地道かつ情熱的な活動をしている人たちが各地でさまざまなプロジェクトを立ち上げ、そこに市民を巻き込んでいきました。ウェールズの公開練習を満員にした北九州の「ミクスタの奇跡」、台風で試合が中止になった釜石のスタジアムに大漁旗を持って集まった市民たち、熊谷ラグビー場の仮設スタンドを埋め尽くした小中学生の歌声、オールブラックスをも驚かせた柏の「ハカ(ニュージーランド・マオリ族の宗教的な踊り)」などが、その例です。地元の一般市民の中に、地域を愛し、地域のために情熱を注いで準備する人たちがいて、そこに強力なコミュニティがつくり上げられました。知られていないエピソードが各地にまだまだたくさんあることでしょう。 =============
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