西欧800年の指輪史 の商品レビュー
図書館で借りた本。 ヴィクトリア&アルバート博物館の指輪コレクションから読み解くというサブタイ。 表紙の鼻の指輪はルイス・ミューラー、裏表紙の唇はソランジュ・アザグリー・パートリッジのホットリップス。 ホットリップスはぐぐったら他にもバリエーションがあるのね。かわいい。 p54の...
図書館で借りた本。 ヴィクトリア&アルバート博物館の指輪コレクションから読み解くというサブタイ。 表紙の鼻の指輪はルイス・ミューラー、裏表紙の唇はソランジュ・アザグリー・パートリッジのホットリップス。 ホットリップスはぐぐったら他にもバリエーションがあるのね。かわいい。 p54の肖像画で指輪と手首を黒い糸で結んでるのは落下防止&おしゃれな風習だったらしいです。 数本組み合わせて一つの指輪になるとか、仕掛けのあるタイプが好きだなぁ。
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いつの時代の指輪も指輪は愛情、忠誠心、追悼、信仰のシンボル。 いつの時代の作品を見ても、美しく、想いが込められているように感じる。 古の時代の指輪は、細工が細かく、機械化されていない時代によくこんな加工できたな、、としみじみ思った。
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ヴィクトリア&アルバート博物館収蔵品から、指輪を紹介。 中世から現代までのヨーロッパで作られた指輪の歴史を語る。 第1章 1200-1500年 第2章 1500-1700年 第3章 1700-1820年 第4章 1820-1900年 第5章 1900-1950年 第6章 1...
ヴィクトリア&アルバート博物館収蔵品から、指輪を紹介。 中世から現代までのヨーロッパで作られた指輪の歴史を語る。 第1章 1200-1500年 第2章 1500-1700年 第3章 1700-1820年 第4章 1820-1900年 第5章 1900-1950年 第6章 1950年-現在 用語集、参考文献、注、索引有り。 ・ヴィクトリア&アルバート博物館収蔵品の起源 信仰から愛情まで、人心に添い身に着けられてきた指輪。 ヴィクトリア&アルバート博物館の、指輪コレクション約2000点 から、中世~現代に亘る西欧の指輪の歴史とデザイン等を 語っています。 1500年代までの、銘刻や聖者の姿に込められた信仰と治癒、忠誠等。 1700年頃までには、エナメルの使用が始まり、ルネサンスの金細工 職人たちの隆盛。大人と同様に守りと健康が込められた子ども用。 追悼に使うメモリアル・リングも登場。 1820年頃までは、ロココ~新古典主義。 可憐なジャルディオッティ・リングとギリシアやローマ風の流行。 形見の指輪と亡き人の髪を入れる技術。 1900年頃までは、モザイクや蛇。デザイン書や指導書が登場。 1950年頃までは、アーツ・アンド・クラフツ運動とアールヌーボー、 アールデコ等の様々な芸術活動の影響。 プラチナやホワイト・ジュエリーの登場と大胆で印象的なデザイン。 1950年以降は、ジュエリーはアートになり、宝石以外の素材を 使った、宝石職人たちの自由な発想が発揮されるように。 ちなみに、日本人の作品が一個紹介されています。 そして、どの年代でも共通する目的は、愛情とお洒落な装いです。 さすがに上流階級の方々の指輪が多いのだけど、 あんなに大きい宝石をたくさん盛ると、指が痛くなりそうだなぁ。
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