くろりすくんとしまりすくん の商品レビュー
木の上でくらすくろりすくんと、地面の穴でくらすしまりすくん。同じりすでもちがうところがたくさんある。一緒に過ごすようになって、それぞれがあたりまえだと思っていた毎日がふと変わる。それぞれのちがいを受け入れるから繋がっていけるんだね。同じじゃなくていい関係性。
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最初は自由なしまりすくんにくろりすくんがふりまわされている印象をうけて、くろりすくんは楽しいのかな?と思っていたけど、読み進みているとくろりすくんがしまりすくんのことを大切に思っていて、しまりすくんもくろりすくんを大切に思っていることがわかって、ちょっと安心した。
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木の上にすんでいてえだからえだへととぶのが得意なくろりすくんと、じめんの下にすんでいてあなほりが得意なしまりすくん。 そんな2匹が春に出会い、春夏秋冬を過ごしてまた春になるまでのお話。 いとうひろしさんの絵とお話で、やさしい気持ちになれる1冊。
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2020年度 2年生 寄贈本 なかよしのくろりすくんとしまりすくん。 同じりすでも、とくいなことも、せいかくも、 冬みんするかどうかもちがいます。 とってもかわいいほっこりするお話。 すこしはらはらするところもあるよ。
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正反対のくろりすくんとしまりすくん。お互い得意なことも苦手なこともバラバラだけど、それをおもしろがって補い合っているところが素敵。相手の持っているものがよく見えて、でも2人は仲良しで。かわいらしい絵と少なめな文章だけど、心があったまるお話でした。
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くろりすくんと、じぶんとは少し?ちがうしまりすくんとの出会い。 くろりすくんのためておいたどんぐりを、しまりすくんは食べてしまうし、 くろりすくんの家にも我が物顔で入って、 「おいでよ。いいきもちだよ」って、しまりすくんはてまねきする。 くろりすくんはぼくのだよって思いながらも気にせず、しまりすくんとのやりとりを楽しんでいる様子が伝わってきて、心があたたかくなる。 初めて感じる、他のりすから感じる、心と体のあたたかさ。ねむくなるほどの安らぎ。 おたがいのできないところをおもしろがり、上手にできないことを受け止めて…いい友だちだな。 友だちができると、ひとりの時に見た景色や出来事を後で教えたくなる。そう思うと、寒く厳しい冬の森もいつもと違って見える。 そんな描写があって、そこがすごく共感した。 くろりすくんとしまりすくんのはじまり、ふたりで過ごす時間、流れ星のエピソード、くろりすくんの一人ぼっちの時間、再開。 読んでいる間、心おだやかな時間を楽しむことができた。 「きょうは さいごまで いいひでした」 そんな毎日だといいね。
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