わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる の商品レビュー
ブログから、読書に対する考え方を知りたくて。 本を読む自分は偉い→そもそも本自体、人が書いてる、人の頭の中。 知見を広げるつもりが、自分の周りの壁を作っているかもよ。→本は買うのみにするとお金の制約がかかって自分の範疇にある本しか読まなくなる。図書館も利用したい。そもそも読むとい...
ブログから、読書に対する考え方を知りたくて。 本を読む自分は偉い→そもそも本自体、人が書いてる、人の頭の中。 知見を広げるつもりが、自分の周りの壁を作っているかもよ。→本は買うのみにするとお金の制約がかかって自分の範疇にある本しか読まなくなる。図書館も利用したい。そもそも読むという行為に借りるも買うも関係ない。 「どんなものを食べているかでどんな人かわかる」 すべて自分のもの、で心を豊かに→でも全部自分で運営できないから、人にやってもらっている。その対価として代金を払う。(レストラン、図書館…) カフカの読書感に共感。でも、刺激は暴力グロ変態だけじゃないと思う。
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ブクログを知るきっかけを作ってくれたのがこの本と著者のdainさん。 ・タイトルにつられてジャケ買いした本で失敗する ・似たような内容・ジャンルばかり読んでしまう 「何か読みたいのに、その”何か”が見つからない」こんな悩みを抱えていたんですが、まさかこんな方法があったなんて…...
ブクログを知るきっかけを作ってくれたのがこの本と著者のdainさん。 ・タイトルにつられてジャケ買いした本で失敗する ・似たような内容・ジャンルばかり読んでしまう 「何か読みたいのに、その”何か”が見つからない」こんな悩みを抱えていたんですが、まさかこんな方法があったなんて…自分という枠を越えた本に出会う、そんな読書の本来の喜びを取り戻すのにピッタリの読書指南書。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
実践家 ・読書は量だ。量は質に転化する。(図書館を使い倒す) ・本は読むためにあるのであって、所有するためにあるのではない ・淀川長治 「見た本数は問題ではない。何度も見返すべき作品というものがあって、それを見つけるために本数を見る必要があるのだ」 ・なぜなら、人生は短く、読む本は多いから
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読書猿『独学大全』と同じくらいの充実した読書体験でした。買って手元に置いて何度か読み直したい本。「本自体ではなく本を読んだ人を探してつながることが自分にとってプラスになる」とか「本屋は出会い系、図書館は見合い系」という言葉など、同意する点がとても多い。本読みの後押しをしてくれてる...
読書猿『独学大全』と同じくらいの充実した読書体験でした。買って手元に置いて何度か読み直したい本。「本自体ではなく本を読んだ人を探してつながることが自分にとってプラスになる」とか「本屋は出会い系、図書館は見合い系」という言葉など、同意する点がとても多い。本読みの後押しをしてくれてるなと感じたし、あまり読まない人にとっても本を読むのは面白そうだなと、中谷彰宏『読む本で、人生が変わる。』よりも深く感じさせてくれる本だと思った。今まで在住市の図書館になくて諦めていた本が、「図書館間相互貸借サービス」を使えば読むことが可能かもと知ることができた。今度地元図書館で聞いてみよう。特別付録「禁断の劇薬小説+トラウマンガ」の掲載理由が『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』でホラー映画を紹介しているのと似ているのかもと思った。
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後で読もうは、読まない。これを伝えてくれる(何度も) 本屋にある本はどれも魅力的だが、家に持って帰って、なんか色褪せて見えて、読むのを後回しにしちゃう(そして読まない)本、ないですか? そうした人へのアドバイスとして、図書館を使い倒せ!と説く。図書館の本は全部自分の本(!) ...
後で読もうは、読まない。これを伝えてくれる(何度も) 本屋にある本はどれも魅力的だが、家に持って帰って、なんか色褪せて見えて、読むのを後回しにしちゃう(そして読まない)本、ないですか? そうした人へのアドバイスとして、図書館を使い倒せ!と説く。図書館の本は全部自分の本(!) 図書館で借りては、そんなに読まずに返しちゃう本が結構あるので、その度に心が痛んでた。が、自分の興味が醒めない本を炙り出して、本当に読みたい本かを確認するためにとりあえず借りてみる。少し読んでみる。好きじゃなかったら返す。また思い出したらまた借りる。好きになったら本を買う。それで良いと思った。 個人的には、著者紹介の気になるスゴ本が沢山見つかって嬉しい。いずれも図書館で借りてみて、繰り返し読みたいと感じたら本屋で買おうかなと。
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「私が書評を続けているのは、誰かに読んでもらうためであるのはもちろんだが、それはむしろ副次的なものなのかもしれない。他の誰よりも、まず自分が読み、自分がどう変化したかに自覚的になるために書いているのだ。」50p 著者がブログに書評を綴るのはそのためであり、わたしもまた、一般論で...
「私が書評を続けているのは、誰かに読んでもらうためであるのはもちろんだが、それはむしろ副次的なものなのかもしれない。他の誰よりも、まず自分が読み、自分がどう変化したかに自覚的になるために書いているのだ。」50p 著者がブログに書評を綴るのはそのためであり、わたしもまた、一般論でない他ならぬ自分自身がいい(もしくはあんまり)と感じた変化を言語化するためにこうして読了後に文章を書いている。もちろん、文章化する理由はこれだけではない。内容を憶えておき記憶のフックを作るためであったり、話題を共有するときの形式的な理解度を高めるためであったりと複数の理由がある。だが、こうした理由は結局のところ「自分の知を深める」ための手段の一つであり、それこそが文章化する一番大きな理由である。 こうして文章化することで、「読書経験を文章化する理由」を改めて明確化できた。これで単に読んで「よかった」で終わるレビューにならずに済んだだろうか。そうであれば、本書を読んでで少しでも変化があったと言えそうだ。
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この本自体が私にとって、スゴ本だった。「あとで読む」は、あとで読まない。まさにその通りで、グサっと刺さった。これでどれだけ積読本が増えていることか。「本を探さずに人を探す」というのは盲点でもあるが、とても納得できる。なぜなら、私にとってのスゴ本は本を読む上で参考にしている人のオス...
この本自体が私にとって、スゴ本だった。「あとで読む」は、あとで読まない。まさにその通りで、グサっと刺さった。これでどれだけ積読本が増えていることか。「本を探さずに人を探す」というのは盲点でもあるが、とても納得できる。なぜなら、私にとってのスゴ本は本を読む上で参考にしている人のオススメ本だからだ。図書館に行くことは行くが、本書のように図書館を活用しきれていなかった。「人」を探し、図書館を活用して、本書を読んで読みたくなった本を読めば、素晴らしいスゴ本に出会えるような気がする。あとは実行あるのみだ。
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読むべき本に出会えるための指南書?かな。書籍を案内・紹介しつつ、その本との付き合い方というか、向き合い方について教えてくれる。 本書に紹介された書籍のいくつかが、私のAmazonの欲しい物リストに収まっている。すでに、膨大なリストになっているにも関わらず追加された。本書の帯にもあ...
読むべき本に出会えるための指南書?かな。書籍を案内・紹介しつつ、その本との付き合い方というか、向き合い方について教えてくれる。 本書に紹介された書籍のいくつかが、私のAmazonの欲しい物リストに収まっている。すでに、膨大なリストになっているにも関わらず追加された。本書の帯にもあるが、「人生は短く、読む本は多い」。本書を通じて、運命の一冊に会えるかもしれない。 第4章:書き方から学ぶ この章が一番印象に残った。書く技術を書くために使うのではなく、読み手が読みながら書く技術のメソッドを確認していく手法で読書をすると、また違った世界に導かれる。 著者のお勧めの書籍も掲載されている。トラウマ必死の禁断の小説、漫画も付録にある。付録は万人向けではないが、興味がそそられる。でも手にしたら確実に後悔をしそうな予感しかない。
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タイトルの意味は「もっとお互いにスゴ本を 紹介し合いましょうよ」ということです。 書評本ですね。 全ての本を読むなんて絶対不可能なわけです ので、「あなたが読んだ中で、こういうジャ ンルで面白いと思った本を教えてください。 私も教えるので」というワケです。 しかし正直言って畏...
タイトルの意味は「もっとお互いにスゴ本を 紹介し合いましょうよ」ということです。 書評本ですね。 全ての本を読むなんて絶対不可能なわけです ので、「あなたが読んだ中で、こういうジャ ンルで面白いと思った本を教えてください。 私も教えるので」というワケです。 しかし正直言って畏れ多い内容です。 それぞれ紹介される本の、どの部分がスゴ 本であるのかの指摘が明確なのです。人気 書評ブロガーだけあります。 ここは謙虚に「こんな本もあるんだぜ」と 言うのは控えて、推薦されている本を読む のが正しい反応なのだろうと思い知る一冊 です。
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本との関わり方について再考させられた。 何より、筆者のお勧めの本の紹介文に惹き込まれた。この本からこういう風に学び取るのか、という読み方の参考にもなった。 お勧め本、さっそく読んでみたい。
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