ゆきこの化け物 の商品レビュー

郷内心瞳(著者)

2023/09/30

ライトな怪談で読みやすい
かなり面白くてサクサク進んだけど、
夜1人部屋で読んでる時に空気がひりついたりやたら物音が多くなったり、
足元が涼しくなったりしたので基本日中に読んでた

「マジですか？」が大好きすぎる
あの短さであの面白さ、最高

2023/09/07

ゆきこの化け物に繋がる話なのか？と思うものはわかったが、ゆきこって誰…？と　最後の表題にいくまでわからなかった。わからなくて良かった。
読書中に「はい」と女性の声が聞こえるという体験もおまけでできた。
因果応報の話はこわい。

2023/08/13

梵字が怖い。過去、小説に出てくるような、仏さんとかへの不敬はしたことないですが、お母さんの言う「他人さまを傷つけたり、踏みにじったりするような真似だけは、絶対に許さない」という言葉がジーンと心を打ちます。
たまこのお話は悲しい。凄く悲しい。
郷内さん作品で涙出そうになった時は無いのですが、今回は泣きそうになりました。
郷内さんは本当に優しい方なんだなと。
★は5よりの4です

2021/02/23

いや怖い。特に「終わった家」と「赤い顔」風呂場では読まない方がいいよ。怖いから！
「蛇の家」は真相を解明してほしい。あの家と蛇にどんな因果があるのか気になるよ〜。
たまこさんのお話はやりきれない思いにさせられました。

2020/08/03

「終わった家」「梵字」「いざないの海」が恐怖に怯えたベスト3。
「終わった家」の怪異はまだ始まったばかりというのが、恐ろしい。なにがあったかわからない。知らなくてもいいことはある。ただ、これまで読んできた郷内さんの実話怪談からすると、切っても切れない縁というものはあるものなので、いずれなんらかの形で関わるかもしれない、とエンタメ的な考えは迷惑ですね。すみません。

郷内さんの口の悪さには度々違和感を覚えてきた自分ですが、「ゆきこの化け物」の中では大いに共感しました。というか、職業倫理よりも感情を優先してしまうのも仕方ないのかな、あれでは。

読後感が悪い一冊。
それは恐怖でないんだよね。やるせなさなのかなぁ。

2020/06/07

拝み屋による実話怪談本。
話者が全面に出てくる話は得意ではないが、本書は適度に第三者視点の語りが入るので読みやすい。
ゆきこさんの話も、適所に挟み込む形で「次いつ話が出てくるのだろう」という期待感が持てた。