厭ノ蔵 つくね乱蔵実話怪談傑作選 の商品レビュー
同文庫既刊の6冊の選りすぐり(著者自身によるセレクションとのこと)+書き下ろし3篇。 4冊は読了しているので記憶にある話が大半だったが、それでも期待通り。幽霊やら怨念やら因習も怖いけど、ダメ押しで描かれる生きた人間の厭な面がまた残る。 何となく「母と娘」あるいは「姑と嫁」にまつわ...
同文庫既刊の6冊の選りすぐり(著者自身によるセレクションとのこと)+書き下ろし3篇。 4冊は読了しているので記憶にある話が大半だったが、それでも期待通り。幽霊やら怨念やら因習も怖いけど、ダメ押しで描かれる生きた人間の厭な面がまた残る。 何となく「母と娘」あるいは「姑と嫁」にまつわる厭な話が多かったような気がするのは、厭な話を選び出したらこうなったってことなのか。
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タイトルに違わず、「厭な怪談」が詰まった一冊。 爽快な読後感や、ほのぼの系怪談を望む人には不向き。 好きな人にはハマりそう、と、好みが分かれると思われる。
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