消えていく家族の顔 コミックエッセイ の商品レビュー
認知症の父の言動について、少しでも理解したくて入手しました。 外出しようとすること。 デイケアに行って、途中で「帰りたい」と言うこと。 以前「頭がもやもやして」と言っていたこと。 ありもしない話(悪意はない)をすること。 父の言動は、この作品に出てくる患者さんとは 異なること...
認知症の父の言動について、少しでも理解したくて入手しました。 外出しようとすること。 デイケアに行って、途中で「帰りたい」と言うこと。 以前「頭がもやもやして」と言っていたこと。 ありもしない話(悪意はない)をすること。 父の言動は、この作品に出てくる患者さんとは 異なることが多いけれど それぞれの登場人物のちょっとした言動、事象に 「ひょっとして」と考えさせられることがありました。 この作品を読んで、父の言動の全てを解明することはできませんが、 「こう思っているのかもしれないな」と考えられるようになれれば、 お互いモヤモヤ思うことが少なくなるかもしれません。 母や家族に伝えたいと思いました。 認知症患者さんをとりまく世界は厳しく 介護の現場でも様々なトラブルがあったりするものの、 それをやわらかなタッチの絵で表現してくれた作者に感謝します。
Posted by
◆ヘルパーが描く「介護漫画」が共感されまくる訳 現場で働く漫画家の彼女が人生で得た悟り(村田らむ;『東洋経済ONLINE 2020.7.11) https://toyokeizai.net/articles/-/360545
Posted by
- 1