ダブル・トライ の商品レビュー
ラグビー7人制代表と円盤投げの二刀流に挑む神崎とその神崎と契約を結びたい岩野が主な登場人物。全く別の競技でオリンピックを目指す神崎に商品としての価値を見出したスポーツビジネス界だが不労所得がある神崎は契約を結ぶことを拒む。プロとアマの境界ははっきりしているわけではなく、結局お金に...
ラグビー7人制代表と円盤投げの二刀流に挑む神崎とその神崎と契約を結びたい岩野が主な登場人物。全く別の競技でオリンピックを目指す神崎に商品としての価値を見出したスポーツビジネス界だが不労所得がある神崎は契約を結ぶことを拒む。プロとアマの境界ははっきりしているわけではなく、結局お金に余裕がある人が楽しむ目的でスポーツをするのがいいのか、 最後円盤投げ専門にしていた秋野が不調から脱しオリンピックの参考記録を更新したのはやっぱり専門にした方がいいのか
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オリンピック関係のスポーツ小説を4社からリレー刊行するDOBA2020の3冊目。この前のがイマイチだったけど、これは堂場さんのスポーツ小説らしく面白かった。7人制ラグビーと陸上競技の円盤投げと云う全く違った競技で、共にオリンピック出場を狙う選手と、彼の存在でラグビー人気を上げたい...
オリンピック関係のスポーツ小説を4社からリレー刊行するDOBA2020の3冊目。この前のがイマイチだったけど、これは堂場さんのスポーツ小説らしく面白かった。7人制ラグビーと陸上競技の円盤投げと云う全く違った競技で、共にオリンピック出場を狙う選手と、彼の存在でラグビー人気を上げたいと思うもとラグビー代表候補のスポーツメーカー社員。2人のやり取りがなかなか面白い。最後の方はコロナのない2020年の春。いや、まさかこうなるとはねえ・・・ 早くそういう日に戻って欲しいものだ
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105久しぶりのスポーツモノでしたが、スポーツとビジネス、それに金銭や人脈が重なってなかなか複雑な作品でした。でもやっぱり単作モノよりシリーズを続けて欲しいなあ。
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7人制ラグビーと円盤投げ二刀l流でオリンピックを狙う神崎。ただやりたいからやる、おもしろいからやる、楽しいからやる…。金銭的に不自由のない環境にあるとはいえ、世俗の欲望とは一線を画す彼の姿勢がさわやかだ。本来スポーツとはそういうものなのかもしれない。いつものように途中で(神崎が投...
7人制ラグビーと円盤投げ二刀l流でオリンピックを狙う神崎。ただやりたいからやる、おもしろいからやる、楽しいからやる…。金銭的に不自由のない環境にあるとはいえ、世俗の欲望とは一線を画す彼の姿勢がさわやかだ。本来スポーツとはそういうものなのかもしれない。いつものように途中で(神崎が投げたところで)で終わるのかと思ったら本作品はしっかり最後まで完結!堂場作品にしては少し物足りない感もあり。
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大谷の二刀流を意識したと思うけど小さくまとまりすぎだと思う。 現実の大谷の二刀流が漫画チックなのに小説は真面目過ぎる。 ラストが当たり障り無く終わっている。
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