赤羽末吉 絵本への一本道 の商品レビュー
赤羽末吉さんとその仕事。 「絵に深さももちたい。 高さももたせたい。 強さもやさしさももちたい。 そうしたものをもって壮大なロマンをかきたい。 そういう絵本をかいて子どもに無造作にみてもらいたい。 それが私の念願である。」 赤羽さんの背景を写真、スケッチ、当時の文章、時代背景...
赤羽末吉さんとその仕事。 「絵に深さももちたい。 高さももたせたい。 強さもやさしさももちたい。 そうしたものをもって壮大なロマンをかきたい。 そういう絵本をかいて子どもに無造作にみてもらいたい。 それが私の念願である。」 赤羽さんの背景を写真、スケッチ、当時の文章、時代背景も合わせて見ていく。 お子さん2人の対談が、巻末にある。 1作1作、丁寧におもいをこめて、作り上げてこられたのだなあと、あらためて知る。 満州・中国時代の貴重な絵も。 申し訳ないと招かれるまで、中国には行かなかった赤羽さん。 『へそもち』大好きな作品の1つなんだけど、創作だったのか!再話だと思ってました。
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入念な調査と絵へのこだわりがありつつ、子どもには「無造作に」見てもらいたいと考えていた赤羽さん。その思惑に、子どものころはまんまとはまり、ごはんとか空気みたいに、あなたの絵本を読んでましたよ。
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