ゴブリン帝国の逆襲 の商品レビュー

檜山大輔(著者),オンディ(原作)

2020/06/19

基本的な流れは
　ゴブリンがエロいことをする
　ゴブリンを退治する
といった感じ。

この世界のゴブリンは明確に人間女性に欲情してる。
（『ゴブリンスレイヤー』だと単に種族繁栄のために襲ってるだけだったりする。）

第１話
ゴブリン国と同盟を結んだけどゴブリンの本能には逆らえなかったよ。
で、本能的に姫様を襲って殺害。
やっぱりゴブリンは殺さなきゃダメだよね！
っていう人権派団体？動物愛護団体？対策もバッチリな内容。

第２話
子供を拾ったら記憶を失った人間に化けたゴブリンだったよ。
で、本能的にシスターを襲う。
やっぱりゴブリンは殺さなきゃダメだよね！
っていう人権（以下略）

第３話
街の住人が裏でゴブリンを殺して悦に浸ってたよ。
だからゴブリンの方が綺麗、ゴブリンに人間を襲わせよう。
いや、そうはならんやろ！
何故にどっちも殺そう、とならないのか。

第４話
貞操を犠牲にゴブリンキングを倒したよ。
レイン様は、胎内に宿ってるのを知らずにいるのか、知ってて放置（利用するつもりで）しているのかどっちなんだろうな。
ゴブリンの繁殖力は知ってるだろうから後者な気がしないでもないけど。

この引きで単巻なのか・・・。

第５話
神が役立たず。
そういや『ゴブリンスレイヤー』の神も
　「お！なんか知らんけどゴブリンの数が減ってるな。増やしたろ。」
って感じでゴブリン増殖させるからどれだけ殺してもゴブリンが減らない設定って言ってたな。
ファンタジー世界の神はゴブリンに対して甘いのだろうか。

第６話
ユングが記憶をなくしていない時期の前日譚。
レイン様も学生っぽい。
ゴブリンの見分けがつかないから、これ、第１話のゴブリンに繋がるのかと思った。
もしかすると影武者的に連れてこられたのが第１話のゴブリンなのかもしれないけど。