47都道府県名字の秘密がわかる事典 の商品レビュー

森岡浩

2021/07/06

面白かった。都道府県別の多い名字やその理由。また最後に名字の種類の話があり、よくまとまっていたのでここにメモ。

①古代から続く姓…源平藤橘
源平藤は皇族を祖とする一族。藤は藤原氏。

②地名由来

③地形や土地の状態

④方位由来…東西南北だけでなく、上下左右、内奥外、遠近、脇横、乾や巽なども。

⑤職業由来…犬飼、鳥飼、庄司や庄子、東海林(中世の荘園を管理した)、○○屋など。

⑥下に藤がつく…藤原氏の末裔。加賀の藤原氏は加藤、伊勢の藤原氏は伊藤など。

⑦主君から拝領…松平(家康の元の名字)、小粥、砂糖、餅など。

⑧僧侶の名字…釈など。

2020/08/28

薄すぎる。上位がほぼ同じなのはしょうがないが、それをいちいち書く必要がない。各都道府県の順位と全国順位を一覧に記載するなど、ビジュアル的な工夫も必要。もっと独自の面白ネタを盛り込むべき。有名人もその地出身でない人が書かれていたり、武将や歴史も薄かった。

2020/08/15

コナンに出てくる安室さんは芸名/偽名使ってたの！？中の人繋がりで安室って名字にしてあると思ってた（笑）本名降谷さんなのね。大阪の指吸さんはNHKの番組でルーツを探ってたなぁ。世の中にはまだまだ読めない名字の人、たくさんいるね。大阪で珍しいと思った名字はサガンさん。目って漢字だけど、二画目の横棒のどちらかが隙間が開いてるって聞いたことある。学生時代にも珍しい名字の人いたなぁ。

2020/06/21

47都道府県毎に名字の統計を取った本。

東日本は佐藤さんが多く。西日本では田中さんが多い。但し、地域毎に見ていくと、私の地元の長野県に多いのは小林性であったり、岡山県の2位の三宅性が他県には全く登場しないのに、地域の特性を感じます。
また日本海側では富山県が、太平洋側では三重県が田中さんと佐藤さんの混在する地域とのこと。

天皇家が長年続き、氏を配下に与えることで日本に根付いてきた名字。自分の存在やルーツを知るひとつのきっかけになりました。