友だちを助けるための国際人権法入門 の商品レビュー
中学校にどうかな、と思って公共図書館で借りてみたが、ちょっと難しいかも。 国際人権法がテーマなので、優しい言葉で書いてあっても法律用語などが頻出するため、スラスラとは読み進まない。 第1章 学ぶ権利を守る…教育のためにもっと予算を あてる国の義務(奨学金) 第2章 社...
中学校にどうかな、と思って公共図書館で借りてみたが、ちょっと難しいかも。 国際人権法がテーマなので、優しい言葉で書いてあっても法律用語などが頻出するため、スラスラとは読み進まない。 第1章 学ぶ権利を守る…教育のためにもっと予算を あてる国の義務(奨学金) 第2章 社会保障の切り下げは国の自由ではない… 後退禁止原則(生活保護) 第3章 女性の権利の保護…性暴力から守られる権 利(セクハラ、レイプ被害) 第4章 民意を踏みにじって強行される基地建設に 抗議する権利…自己決定権と表現の自由(沖 縄基地問題) 第5章 差別を受けない権利①…国の法令差別の違 法性(朝鮮学校の修学支援制度問題) 第6章 差別を受けない権利②…社会生活上の差別 を争うには(外国人お断り、ヘイトスピー チ) 第7章 外国人の人権…外国人でも、在留資格がな くても、国が守るべき人権がある(難民申 請と入管の問題) 国際人権法の視点から、国内の問題を盛りだくさんに解説している。 中学生が全てを読むのは、大変かもしれないけれど、興味のある問題に絞れば読めると思う。 章間に挟まれているコラムも併せて読むとより理解が深まる。 2021.5.9
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