忘却城 炎龍の宝玉 の商品レビュー
最新作出てたんだ〜と図書館の新刊目録で知り、本屋に行きました。うん、私は家庭教師の彼の話が好きかも。 というわけでこのお話がシリーズの中では一番好きかも。それぞれの立ち位置と思惑が交差していて面白い。王妃はそうだったのか!という感じだし、金魚小僧と主人公のお互いずれた感じのやり...
最新作出てたんだ〜と図書館の新刊目録で知り、本屋に行きました。うん、私は家庭教師の彼の話が好きかも。 というわけでこのお話がシリーズの中では一番好きかも。それぞれの立ち位置と思惑が交差していて面白い。王妃はそうだったのか!という感じだし、金魚小僧と主人公のお互いずれた感じのやり取りもとても好み。続きが気になるな〜 そしてパンダ羨ましい。
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亀珈王国(かめのかみかざりおうこく)のある世界。蘇った死者や幽鬼、人外の者たちも住むその国の出来事。 読み方が難しい。最初はルビ付きだけど、わかったと思って読んでいて2回目に出てくると??最初を探して思い出しても、3回目はまた忘れてる。記憶力の無さにがっかり。半分くらいまではその...
亀珈王国(かめのかみかざりおうこく)のある世界。蘇った死者や幽鬼、人外の者たちも住むその国の出来事。 読み方が難しい。最初はルビ付きだけど、わかったと思って読んでいて2回目に出てくると??最初を探して思い出しても、3回目はまた忘れてる。記憶力の無さにがっかり。半分くらいまではその世界の理に馴染めずえーーっと状態。だんだん納得してくると登場人物の気持ちに思いが行くようになって面白くなった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
儒艮と金魚小僧のその後の物語。 平和に暮らしているのかと思えば、幽霊屋敷に引っ越して開塾するわ、炎龍の騒動に巻き込まれるわ、挙げ句の果てには命狙われたりと、相変わらず平穏無事とはほど遠い二人。 今回は、母子の愛、家族の在り方、親友との絆を主軸にして、金魚小僧の成長物語でもあったのだな、と思う。 こじれて縺れきった糸を、少しずつ解いていって、でも全部はほどけない。頑張る金魚ちゃんの回でした。 しかしな、金魚小僧が「儒艮はズレてる」ってことあるごとに言うけど、金魚ちゃんだって相当ズレてると思うよ…(笑)。 最後のあの場面であのセリフは……まあ、そこが、金魚小僧の金魚小僧たるところだし、儒艮ともウマが合うのだと思うけど。 今回、金魚小僧から儒艮への思いで締めくくられていて、ふと1巻の終わりを思い出した。あの時は儒艮が、金魚小僧の笑顔に安堵していたな、と。 どちらも互いを大事に思ってる。そういう絆の物語。 ということで、面白く読みました。 続きも待ってます。
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