僕たちの部活動改革 の商品レビュー
「男子バレー部は、廃部にします」 突然、校長にそう告げられたタクヤたち。部員たちが部の存続のために、自ら部活動の運営に乗り出す部活改革小説。部活動をする中学生・高校生はもちろん、教師、保護者にも読んでほしい、新しい部活動の始め方の書!
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トントン拍子に進み過ぎるところはあるが、希望のある内容の方がメイン読者層の中学生にも良いと思う。組織の土台となる環境がないと部活動は成り立たない、という組織論的な話を学校ですることもあまりないので、この本を期に自分達の部活動について考えるきっかけになって貰えたらと思う。
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部活自治・10のステップ http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ha/1089.html , https://wps.itc.kansai-u.ac.jp/kamiya/
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部活動の本質が分かるのではないか と期待して購入。 主人公が中学生のため、 内容も中学生向けに感じる。 また物語もうまくいきすぎていて、 普段うまくいかないところをどうすればいいのか という疑問の解決には至らなかった。 ただ、部活動運営における基本的な内容は カバーできてい...
部活動の本質が分かるのではないか と期待して購入。 主人公が中学生のため、 内容も中学生向けに感じる。 また物語もうまくいきすぎていて、 普段うまくいかないところをどうすればいいのか という疑問の解決には至らなかった。 ただ、部活動運営における基本的な内容は カバーできているので、 何も考えずに部活動をやっている人には 参考になるかもしれない。 下記本書のポイント。 ・『どうしたいか』が大切 ・問題点を整理する ・バレーがやりたいという同じ思いを持った仲間がいるからバレー部が存続できる ・顧問とは、相談を受け、意見を述べる役 ・自分たちで部活動の名前を考え、思いや願いを文字として残しておくと、部活動を運営していくうえで役に立つ ・係は、人と人とがつながるためのもの └係みたいな役割があるからみんなで協力できるし、つながれる ・3つの積木 └練習・試合 └組織・集団 └場・環境 ・原案を出してもらって、ミーティングでみんなで話し合う ・私費:自分にとって必要で、部内・外のみんなにとって必要とは限らないもの ・部費:部内のみんなから集めるお金。このお金で購入するものは、部内のみんなにとって必要で学校にとっては必ずしも必要であるとは限らないもの ・公費:学校全体のみんなに関わるものを購入するためのお金 ・パトロナイズド・スポーツ ・運動部活動のガイドライン ・大切なことは日数と時間をふまえて、『どんな活動をするか』を考えること ・トレーニングの5原則 └意識性の原則 └個別性の原則 └漸進性の原則 └反復性の原則 └全面性の原則 ・トレーニング計画の立て方 ①健康状態を確認する ②必要な体力を理解する ③自分の体力を知る ④トレーニングの目的と内容を決める ⑤運動の具体的な実施方法を決める(強度、時間、頻度) ⑥トレーニングを実施する ⑦定期的に評価する ・ワークシートにするとわかりやすい ・自分たちで企画を考えて、話し合って、プロセスを共有するから、充実感がうまれる ・勝つことを追求しつつも、それ以外の目的・取り組みを具体的に示す必要がある ・リーダーを選ぶ基準をみんなで共有しながら決める ・部活の運営上必要な事柄が21個 ・部活動の運営にかかわるそれぞれの守備範囲を決める ・部活運営を見える化する ・部員一人一人が日記のように書いておくと、きっと進学・進路を決めるときに役立つ ・自分の考え、気持ち、記憶を裏付けるのがポートフォリオ ・クラブの語源には社交と自治という意味が含まれている 以上
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今の学校部活事情と、これからの部活。 自分たちのするべきこと、他にまかせたり、訊ねたりすることの可視化は、部活でなくとも参考に出来るなあと。 少子化から、転じますように。多分、日本が抱える1番大きな悩みだなあ。
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