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移動革命 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2022/10/24

日本や世界の人口動態などから表題にもあるような「移動」のあり方の変革を期す風潮は間違いないが 本書で語られる青写真だけでは、特にこの日本の様々な環境の重しの下で、はたしてそれほど見目好い近未来的なシステムが構築できるのかは疑問でもある。

Posted byブクログ

2022/02/25

MaaS、CASEについての市場外観を紹介した1冊。総研系のレポートらしいといえばそれまでなのだが、あくまでサラっと表面をなぞっているだけで、その裏で動くプレーヤーの狙いやビジネスモデルの変化などについての考察はない。

Posted byブクログ

2020/11/19

 MaaSとCASEで生み出されるモビリティ関連のビジネスの今後の展望について。  読み終わったのがあまりに前のことで、その後あまりに多忙でブクログを書けず、今となっては雰囲気しか覚えていない…。ただ、この本を読んで思ったのは、もういい加減、定着していないと思われるカタカナとアル...

 MaaSとCASEで生み出されるモビリティ関連のビジネスの今後の展望について。  読み終わったのがあまりに前のことで、その後あまりに多忙でブクログを書けず、今となっては雰囲気しか覚えていない…。ただ、この本を読んで思ったのは、もういい加減、定着していないと思われるカタカナとアルファベットで塗り固めた構想、プランを語る感じは、もう止まらないのか、と思う。年寄りどころか、大部分の人にはよく分からない、煙に巻かれた感じになるんじゃないだろうか。プラットフォーマー、モネ・テクノロジーズ、ダイナミックプライシング、とかたぶんこういう用語があまりに多すぎて、なんか記憶に残ってないんだと思う。  MaaSもCASEも理念は分かるけど、本当にそうなるんだろうか、現状で生活している以上は特に不便を感じないので…、と思った。たぶんこういう話がスラスラ頭に入る人は革新の流れに乗れる人なんだろうなあ、とか思う。(20/11)

Posted byブクログ

2020/11/19

2020年10月26日読了。MaaS、CASEの一般消費者に対する・ビジネスにおける最新の状況・未来への提言をまとめた本、だがいかんせんコロナ前の刊行本であるためここで挙げられた予測内容がどこまで今の未来に適用可能かはなんとも言えないところがあるか…。「『MaaS』を使いたい」と...

2020年10月26日読了。MaaS、CASEの一般消費者に対する・ビジネスにおける最新の状況・未来への提言をまとめた本、だがいかんせんコロナ前の刊行本であるためここで挙げられた予測内容がどこまで今の未来に適用可能かはなんとも言えないところがあるか…。「『MaaS』を使いたい」と積極的に希望するユーザーは少なくとも現状では小数派であるため、MaaSと意識されなくても、観光したい人に便利サービスを提供したり、健康になりたい人にカスタマイズ情報を見せたりとか「目的型MaaS」が重要であること、海外は国家→地方自治体→民間まで「サービス提供」の観点で一気通貫しており日本は各プレイヤーがバラバラだが、それはそれでユニークなサービスを生み出せる可能性もあるということ。最近の車検で自家用車の保有コストの高さは思い知っているところ、自分が生きているうちにMaaSやCASEのサービスがもっと利用できるようになればそれはそれでうれしいことではあるのだが。

Posted byブクログ

2020/07/02

MaaSに関しても、CASEに関しても、掘り下げがもう一歩欲しいところ。特にMaaSに関しては「MaaS」「Beyond MaaS」というよくまとめられた良書があり、後発の書籍としてこれらにないプラスαがあるかというとそこは疑問だ。

Posted byブクログ

2020/05/25

都市計画やまちづくりに関する書籍としては、初めて手にした本。計画を考えるにあたって、またはビジネスの今後の予測をするにあたって、最近の人口動態、技術、便利と感じることをどのように捉えていく必要があるのかわかったように感じた。見出しの、100年に一度のパラダイムシフトに乗り遅れるな...

都市計画やまちづくりに関する書籍としては、初めて手にした本。計画を考えるにあたって、またはビジネスの今後の予測をするにあたって、最近の人口動態、技術、便利と感じることをどのように捉えていく必要があるのかわかったように感じた。見出しの、100年に一度のパラダイムシフトに乗り遅れるな! の意味も読んだあと見るとそういうことかと思った。 この本を読みながら自分の生活で思い当たること。 Uber eatsのような新しい形態のサービスが、私には非常に刺さった。ご飯の買い出しが面倒な日だけでなく、最近はコロナで外出も気軽にできない中、毎日自炊するのも辛い。今まで出前をしていなかった店のメニューも注文できるサービスは、私にとって革新的だった。 スマホで注文でき、どれくらいの時間がかかるかも、リアルタイムで地図に表示され、支払いも登録したクレジット、受け取りも対面じゃなくて良い。 この本ではシームレスという言葉がキーワードになっているが、このような今までかゆいところまで届かなかった手が届くようになる。そんなサービスがこれからは求められるし、どんどん出てくるのだろう。 地味かもしれないが、その地域のニーズを分析してどのようなサービスが求められているかのテーマとして、保育園が挙げられていた。 私の地元では、入所保留の児童が増え続ける一方で、空き枠のある保育園もある。地図上の距離は近いが、坂の上で限られたバスしか通らず、申し込みを躊躇する親が多いようだ。駐車場もないし、園バスも敷地的に導入できない。そういうところに、本書で紹介されていたような、オンデマンドバスのようなものがあれば解消できるのではないかと、ふと思った。移動革命というビジネスの本で保育園のことを考えるとは思わなかった。 将来的に、今よりずっと便利に変わる技術が出来上がることはわかったが、技術に合わせた法改正も遅れてはならない。ここで紹介されているサービスの多くは、匿名化できるにしても、多くの個人情報を集積しなければいけないからだ。新しい技術は難しく感じる。よく理解できていないものに対して、個人情報を知られるのではと警戒するひとはきっと少なくない。このサービスをしっかり享受できるのが、この技術を正確に理解した一部の人とならないよう、セキュリティを前提とした、情報を吸い上げやすい法体制を作る必要があると感じた。 わかりやすくあっという間に読めました。 日本の技術がこんなに進んでいたなんてと高揚した気持ちで読むことができました。

Posted byブクログ