愛を召しあがれ の商品レビュー

彩東あやね(著者),羽純ハナ

2021/07/14

母親の借金を返すために刀瀬のところで働くことになった郁生。かなり辛い状況。のはずなのに、ほんわかした性格からか、桜太郎の存在が大きかったのか、全く不幸な感じがしない。強面の刀瀬の優しさに絆されていくのも伝わってくるし。警戒心の薄い郁生に、刀瀬もリズムを崩されているのかな。と思えて、２人を見ているのは楽しかった。

2021/07/07

熱烈なヤクザの若頭と、
真面目な見習いコックのお話し。

攻がヤクザですが、彩東先生があとがきで「安心安全ストレスフリー」と書かれているように、不遇な受をひたすら攻が甘やかすお話しでした。

受もいろいろ不遇なんですけど、前向きで健気で真面目ないい子なので、あまり悲壮感はありません。
にしても受の料理が……食べたい。
和食も洋食もおつまみまで、パパッと作れるなんていいなぁ〜^^

「自分のここは何と戦うつもりなのか」「ドヤ顔でファイティングポーズ」とか、表現の仕方にちょいちょいクスリと笑わされます。
そしておうちゃんの存在もまた微笑ましくて、ホントにストレスフリーなほんわかしたお話しでした。

ただ…まあほんわかしすぎて、物足りない部分があった感も否めないところです。