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これは経費で落ちません!(7) の商品レビュー

3.9

71件のお客様レビュー

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2021/01/18

久しぶりの森若さん。購入してからずっと温めてた(笑) 森若さんたちのお話は読みやすい。勇さんに幸せになってほしいと思う森若さんもいいし、太陽に翻弄される沙名子はかわいい。

Posted byブクログ

2020/12/11

シリーズ7作目。 3作目で「もう読まない!」と決めたのに、コロナ禍で読む本がなく、結局現在発売されている分を全て読んでしまった… 前作で「トナカイ化粧品」などの他社との合併することが決まった天天コーポレーション。 合併までの業務や使っているシステムの仕様のすり合わせなどで多忙な様...

シリーズ7作目。 3作目で「もう読まない!」と決めたのに、コロナ禍で読む本がなく、結局現在発売されている分を全て読んでしまった… 前作で「トナカイ化粧品」などの他社との合併することが決まった天天コーポレーション。 合併までの業務や使っているシステムの仕様のすり合わせなどで多忙な様子が描かれる。 経験がある分、1作目はなかなか他人事には思えず、共感ばかり・・・ でも、読み進めていくと、合併前の忙しさはどこへやら、結婚式の件や太陽の転勤など、話がどんどん経理から外れていくことに。 トナカイ化粧品の経理担当者や上司の勇太郎に、「他人とは一線を置きます」みたいな態度を普段は取っている沙名子が土足で踏み込んでいく感じは、他の人は不快にならないのかしら? いくら経理が出来て、優秀で、29歳で主任になっても、業務で知り得た内容で他人のプライベートに踏み込むことは決していいことではない。 キャラクターの設定と沙名子のやっていることがちぐはぐなのは、当初から感じていたが、今作では特にそれが強く感じた。 実際に沙名子が近くにいたら、個人的に信用は出来ない人物だと思ってしまうだろう。 まあ、ドラマの原作として読めば、楽しいかもしれないけど、お仕事小説として読むと、どうしても辛口な評価になってしまう…

Posted byブクログ

2020/11/22

主任に昇進する沙名子と、大阪に転勤になる太陽。 遠距離になってしまうことに動揺する沙名子には意外に思ったが、それほど大事な人と出会えたということで、これからの二人の未来が気になる。 29歳、仕事もプライベートも決断を迫られる時期。沙名子がどんな道を選ぶのか…次巻も楽しみ。

Posted byブクログ

2020/11/07

〈経理部の森若さん〉シリーズ第七作。ここからはテレビドラマ版終了後の話。 半年後に〈トナカイ化粧品〉と〈篠崎温泉ブルースパ〉二つの会社を吸収合併することになった〈天天コーポレーション〉は大忙し。 〈トナカイ化粧品〉の経理担当者である槙野に〈天天コーポレーション〉の経理システムの...

〈経理部の森若さん〉シリーズ第七作。ここからはテレビドラマ版終了後の話。 半年後に〈トナカイ化粧品〉と〈篠崎温泉ブルースパ〉二つの会社を吸収合併することになった〈天天コーポレーション〉は大忙し。 〈トナカイ化粧品〉の経理担当者である槙野に〈天天コーポレーション〉の経理システムの使い方の打ち合わせをしていたところ、彼の腕時計だけが他の持ち物や身なりに対して高級過ぎることに森若が気付いてしまう。 前作の終わり方がああだっただけに、この二社との合併には不安要素しかなかったのだが、新社長の円城格馬始め経営陣がゴーと決めた以上は社員は従うしかない。それに新発田部長はともかく、田倉勇太郎は「仕事に関しては」シビアな視点を持っているのだから、彼が二社の経理資料を精査しているなら間違いないだろう。 今作は様々な仕事に対する意識や働き方、引いては生き方までを見せられた回だった。特に〈天天コーポレーション〉では結婚する人が続き、森若も「結婚」を意識せざるを得ない。 そういや前作では「結婚」を高らかに宣言して敗者から一転、勝者のごとく会社から退場した人がいた。 冒頭森若に主任昇格の話が伝えられる。仕事に対する正当な報酬を貰えれば良しという考えの森若には給料は大して増えないのに業務と責任が増える昇格人事は迷惑でしかないのだが、辞令である以上断れない。 だが総務の平松由香利は覚悟を持って総務課長になる辞令を受ける。彼女は前作の彼と結婚するのだが、その結婚後の生活や生き方を見据えた上での覚悟だった。 『昇進するなら女性だからではなくて、優秀だからという理由であってほしい』 二人とも『優秀』だから来た昇進人事だが、世の中には確かにそうではない人事もある。適材適所でない人事は本人も周りも不幸にしかしない。 前作で晴れて正社員になれた室田千晶だが、何故か楽しそうではない。むしろ切羽詰まっている。彼女のプライベートも切羽詰まっているのだろうか。彼女の後任としてショールーム担当になった契約社員の橋口優芽は千晶と真逆で契約した仕事以上のことはしない。 なのに何故か橋口優芽の方が優秀に見えてしまう。それは後に分かるのだが、半年契約で良かった。サイコパス山崎と同じで優秀過ぎるのも何だかな。 新社長の円城格馬と結婚した研究所の美月は仕事も態度も全く変わらない。 営業の鎌本の女性観結婚観の傲慢さも変わらない。 仕事ではあんなにシビアな田倉勇太郎が友人や好きな女性への情には簡単に流されるのも変わらない。 人生いろいろ、働き方もいろいろ、恋愛も結婚もいろいろ。それぞれが納得していてそれで幸せなら良いじゃないか、と思うのだが。 ここに来て、森若と太陽の交際に激変が起こる。いや働いている以上、そういうこともあるだろうと思うが、意外にも森若は激しく動揺する。これが初恋なのだから仕方ないとも言えるが、鉄の女で毒針も持つ森若が恋をすると結局普通の女になるのかとちょっとガッカリもする。しかし田倉勇太郎と同じで太陽に関して以外は森若らしさがあるのだからまあ良いか。 そしてサイコパス山崎が…やっぱり鋭い。 次回作はいよいよ二社が合併するのか、そこにどんな混乱と更なる問題社員が加わるのか。怖い怖い。

Posted byブクログ

2020/11/04

重要なポストを任されることで、自分の考え方だけでなく周りの反応も変わってくるんだなと思った。森若さんの結婚、仕事への葛藤する気持ちはものすごく共感ができる。次作も楽しみ。

Posted byブクログ

2020/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

森若さんは毎回順調な女子ライフを過ごしていて幸せな気持ちになる。大切なものがしっかりわかっているところが幸せを引き寄せているのかなぁ。30歳も近いし結婚のこともあるだろうに強いなぁ。でも今回は自分の気持ちを事前に考えることなく素直に吐き出せていてかわいかった。なんかこういうところがこの小説の生き生きとしたところなんだろうなぁ。次も楽しみ。

Posted byブクログ

2020/11/02

スピンオフ短編集の前作はともかく、合併の企みを暴いた#5で一旦結末を迎えた感がある本シリーズに続編はあるのかと思っていたが、続編はあった。 2代目の次期社長就任が確定し、微妙に変化していく人間関係が描かれる。 沙名子さんも最年少で主任に昇格し意に反して責任が重くなるが、一方で太陽...

スピンオフ短編集の前作はともかく、合併の企みを暴いた#5で一旦結末を迎えた感がある本シリーズに続編はあるのかと思っていたが、続編はあった。 2代目の次期社長就任が確定し、微妙に変化していく人間関係が描かれる。 沙名子さんも最年少で主任に昇格し意に反して責任が重くなるが、一方で太陽との関係はより大切なものとなる。 2代目に重用される勇太郎の将来は約束されたも同然だが、同僚との不倫関係や、経済的に破綻している友人を限界まで援助するなど、プライベートは極めて危うい。 シリーズ次作が楽しみだ。

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2020/10/14

太陽の人事の話を聞いた森若さんの反応がかわいくてびっくり。成長というか、太陽と付き合うようになって、森若さんもだいぶ変わった。

Posted byブクログ

2020/10/09

それでどうなる?それでどうなる?それから?? と思いながら読んでいるので、読み終わると寂しくなります。 続編がありえるラストなのが救いかな。 7巻目だけどマンネリ感はなく、自分の先読みが少しずつ裏切られるのが楽しいです。

Posted byブクログ

2020/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

7巻は少し重たかったが、テレビとは違う面白さがあった。 沙名子の主任への昇進 平松由香利の課長への昇進と結婚 トナカイ化粧品との合併 円城格馬と鏡美月の結婚 室田千晶と橋口優芽の関係 田倉勇太郎と皆瀬織子との仲 田倉勇太郎と熊井との関係 篠崎温泉ブルースパの吸収合併とパラカヘェ 山田太陽、大阪営業所への異動 7巻もいろいろありました。

Posted byブクログ