うりこひめとあまんじゃく の商品レビュー
瓜の中から生まれたうりこひめは、じいさまばあさまに育てられ、それはきれいな娘になった。うりこひめがるすばんをしていると、あまんじゃくが現れて、ちいとだけ戸を開けろという。ほんの少し開けたらあまんじゃくがとびこんで、うりこひめをさらってしまう。そしてうりこひめに化けたあまんじゃくは...
瓜の中から生まれたうりこひめは、じいさまばあさまに育てられ、それはきれいな娘になった。うりこひめがるすばんをしていると、あまんじゃくが現れて、ちいとだけ戸を開けろという。ほんの少し開けたらあまんじゃくがとびこんで、うりこひめをさらってしまう。そしてうりこひめに化けたあまんじゃくは、そのまま嫁入りしようとするが…。 赤羽末吉の絵がすばらしい。文章はちょっとわかりにくいかもしれない。
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手に取る機会があってよんだ。 むかし、やさしい じさまと ばさまが いた。 ばさまが かわで せんたくを していると、うりが ながれてきた。 その うりから うまれた「うりこひめ」の おはなし。 たしかに桃太郎の女バージョンなのかも。 巻末の堀尾青史による解説がためになりました。 この「あまんじゃく」はなんだかにくめない。 最後も由来話になっている。 色彩が暗くてものすごい昭和なのだけれど、昔話のにおいがしてくるようです。 鈍く光っているような良さが、じんわり伝わってきました。 不思議です。
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