高峰秀子の反骨 の商品レビュー
仕事について、おしゃれについて、 家族について、老いについて。 どう生きるか、そのための高峰秀子らしい美学が 詰まっている。 自分がどう生きるべきか、 突き詰めて、実践してきた人なのだ。 だから、こんなに美しいのだ、と改めて思った。
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「二十四の瞳」「喜びも悲しみも幾年月」、名画だと思います。高峰秀子(1924~2010)「高峰秀子の反骨」、2020.4発行。講演内容やエッセイを編集したもの。①31歳の時:身長156㎝、体重45㎏、バスト84㎝、ウェスト58㎝ ②33歳の時:ジェームズ・スチュアートが好き ③45歳の時:三島由紀夫割腹自殺、いまの言葉で言えば「キレたな」と思った ④53歳の時:大正時代で最も印象に残っている人物は? 芥川龍之介。純粋さが身にせまる。
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他の作品も読み通し、古い雑誌なんかも集めているので、中身の新規性は高峰秀子さんファンとしては特にないのだけど、それにしても生きた高峰秀子さんの言葉を一文字でも多く読めることが、ありがたい。 「人間にとって本当に大事なのは、自分とあう人間がこの世にいることで、誰かのためになっている...
他の作品も読み通し、古い雑誌なんかも集めているので、中身の新規性は高峰秀子さんファンとしては特にないのだけど、それにしても生きた高峰秀子さんの言葉を一文字でも多く読めることが、ありがたい。 「人間にとって本当に大事なのは、自分とあう人間がこの世にいることで、誰かのためになっているか、あるいは、誰かが自分を必要としているか。そういう人間になること、そういう生き方をするのが、本当に生きるということなんだ」(41ページ) ドキッとする、私は正しく清々しくいきているか?と。
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