推理小説のようにはいかない の商品レビュー
装丁から優しいミステリーかと思いきや しっかりめのミステリーで、現場の描写もリアルに感じた。 探偵ものとピアノやバイオリンなど音楽が好きな人にはハマると思う。
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事件の論理的な推理とか、演奏家の才能に関してとか、青春ものの部分なんかはわりと良いと思うのだけれど、どうにも小粒な印象。シリーズ物になって、登場人物が増えて物語が展開していくようだったら読んでみようかな。
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『不運なことが起きたとき、それを偶然だと、誰にでも幸不幸の波はあると思い込むことで、自らの弱さから目を背けてきた。 … そうすることで、自分の心を守ってきたのだ。』 失敗をしたとき、思うようにいかなかったときに、運命という言葉をつかってしまうのは自分を守るための逃げなんだという...
『不運なことが起きたとき、それを偶然だと、誰にでも幸不幸の波はあると思い込むことで、自らの弱さから目を背けてきた。 … そうすることで、自分の心を守ってきたのだ。』 失敗をしたとき、思うようにいかなかったときに、運命という言葉をつかってしまうのは自分を守るための逃げなんだということをしっていながらも使っている自分がいる。 『いつだって私は、なんでも完璧に、正確にやらないと気が済まない。そうすることでしか自分に価値を見出せない。だから挫折に気付かないふりをしていた。』 そう、失敗も成功するためのかていなんだ。と言っているのも、言い訳のひとつだとは理解している。でも、認めたくないんだ。
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ミュージックフラスコにあまりに魅力がないから、真剣なのかコメディ寄りなのかどう受けとめていいかもやっと。これからもバイト先で事件に会うのなら音楽ネタに期待。
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横浜と名古屋の式典のため、横浜港から名古屋港へクルーズ船で向かったピアノ演奏者の利佳とバイオリン奏者の卯月の2人組女子大生。 そんなら彼女らが船内の殺人事件に巻き込まれた。 一方、都内で発生した殺人事件を追う警視庁の刑事番場たち。 クルーズ船が横浜港に帰港すると、卯月が謎を解明す...
横浜と名古屋の式典のため、横浜港から名古屋港へクルーズ船で向かったピアノ演奏者の利佳とバイオリン奏者の卯月の2人組女子大生。 そんなら彼女らが船内の殺人事件に巻き込まれた。 一方、都内で発生した殺人事件を追う警視庁の刑事番場たち。 クルーズ船が横浜港に帰港すると、卯月が謎を解明する。 これは続編に期待したい。番場刑事もなかなか優秀そう。
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