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ブランディング・ファースト の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2024/09/22

ブランドにおいてデザインの重要性を知れた。 またブランド管理においてAE体制を取ることが効率的になるのだと改めて認識。 ブランドパートナーとしての存在価値を改めて考える必要がある

Posted byブクログ

2023/11/10

・ブランディングファースト 「規模の経済」から「品質の経済」へ ブランディングは攻めの姿勢でもあり、守りの姿勢でもある。 「追いつく」POPと、競合他社にないものを伸ばして新たな要素を付加することで「追い越す」PODという2つの方向性がある。 大企業と同じ土俵で戦うことが困難...

・ブランディングファースト 「規模の経済」から「品質の経済」へ ブランディングは攻めの姿勢でもあり、守りの姿勢でもある。 「追いつく」POPと、競合他社にないものを伸ばして新たな要素を付加することで「追い越す」PODという2つの方向性がある。 大企業と同じ土俵で戦うことが困難な中小企業は、PODの差別化を実現できる何かを探し、それで一点突破するためのブランディングを目指すべき。

Posted byブクログ

2023/08/12

中小企業における競争優位性を確保するためのブランディング。本書では、確かなブランドを作るためのノウハウや考え方が解説されている。文ランディングというと、単に高級品の証、などと思考停止してしまいがちだが、そのような狭い解釈ではなく、企業や商品の柱として「見つけ、育て、強くするもの」...

中小企業における競争優位性を確保するためのブランディング。本書では、確かなブランドを作るためのノウハウや考え方が解説されている。文ランディングというと、単に高級品の証、などと思考停止してしまいがちだが、そのような狭い解釈ではなく、企業や商品の柱として「見つけ、育て、強くするもの」。とはいえ、最初からうまくいくわけでもなく、とにかく実際に市場に投入してくのが第一歩(マーケティング)。そして、ロゴマークやウェブサイトだけでなく、社員の態度にまで一貫性が求められるもの。品質ではなく「体験」に基づくものであるべき。などなど、参考になることが多い一冊でした。

Posted byブクログ

2023/05/31

ブランディングについてよくわかる1冊です。 しかし、僕は、『ブランディングデザインの教科書』の方が整理されている印象を受けました。ぜひ読み比べてみてください。

Posted byブクログ

2023/04/27

インナーブランディングについて誤解をしていたことに気づきました。 本を読むまでは、ブランドのキャッチコピーやデザインを新たに生み出し、社内向けに浸透させることをインナーブランディングだと思っていました。しかし、本書ではブランディングを、今すでにあるものを「見つけ、育て、強くする」...

インナーブランディングについて誤解をしていたことに気づきました。 本を読むまでは、ブランドのキャッチコピーやデザインを新たに生み出し、社内向けに浸透させることをインナーブランディングだと思っていました。しかし、本書ではブランディングを、今すでにあるものを「見つけ、育て、強くする」過程であると定義します。 だから“インナー“が先。 全社員が自社の強みを自覚し、柱として育てていくベクトルを一致させて、「自社の理想像」に向かい、一丸となって臨むのが大前提です。その結果として、初めは言葉が先行していたブランドに魂が入り、ブランド自体が成長し、強くなっていく好循環が生まれます。 アウターブランディングを先にすると、社員さえもついていけず、言葉だけが独り歩きし、結果的に真のブランドとして成長する前に、組織がバラバラになってしまいます。 本書ではデザインの重要性について多くのページを割いており、デザインが肝であることは理解しました。 ただ、私の場合は、人材育成部門を担当しているため、デザインはその道のプロにお任せしつつ、ブランドを育てて、強くすることに関心をもち、できることについて考えました。 人材育成部門としてできること ・自社の強みや優位性を社員が認知するための情報発信、教育、ワークショップの開催。 ・柱を磨き、唯一無二のブランドに育て上げるための、マニュアル作成、教育、人材育成。 ・ブランドモデルとして、誰よりもブランドイメージを体現する行動・振る舞いをする。 今後、行動し始めたらさらに湧いてくるかもしれません。 まだ行動をしていないので、イメージの領域は出ませんが、ブランディング(過程)は、たのしそうだなという印象を持ちました。

Posted byブクログ

2021/09/23

 ブランディングの本質は、「企業の理想像」を明確にすることです。  私はよく、ブランディングの大きな利点は、「投資したお金が単なる経費に終わらず、資産になること」だとクライアントに説明します。  広告宣伝費はP/Lに記載され、毎年リセットされますが、ブランディングに投じた費用の...

 ブランディングの本質は、「企業の理想像」を明確にすることです。  私はよく、ブランディングの大きな利点は、「投資したお金が単なる経費に終わらず、資産になること」だとクライアントに説明します。  広告宣伝費はP/Lに記載され、毎年リセットされますが、ブランディングに投じた費用の結果は、実際に貸借対照表(B/S)の勘定科目には入るものではないものの、自社やプロダクトに対する好印象、自社を優先的に選んでくれるファン―といった形で、毎年積み上げられていきます。また、広告を打つにしても、ファンが多ければ多いほど効果も高くなります。 ■プロダクトに作用するブランディングの3つの効果 ①保証効果(知っていることで買っても大丈夫という保証になる) ②差別化効果(同じようなプロダクトの中でも選ばれる) ③付加価値効果(他のプロダクトより高価格でも選ばれる)  ブランディングは、本当に「継続してこそ」です。

Posted byブクログ

2021/07/05

製品を良い方向にしたいという気持ち&行動力はあるけど、空振りしがちで向かう先が分からない…という人向けの本。「何のためにブランディングをするのか」に焦点が当てられたwhat本の印象を受けました。最近流行りのhow本ではないので手っ取り早く手法を知りたい人には不向きですが、個人的に...

製品を良い方向にしたいという気持ち&行動力はあるけど、空振りしがちで向かう先が分からない…という人向けの本。「何のためにブランディングをするのか」に焦点が当てられたwhat本の印象を受けました。最近流行りのhow本ではないので手っ取り早く手法を知りたい人には不向きですが、個人的にはブランディングにで大事なのは「目的」だということを改めて教えてくれる良い本だと思いました。

Posted byブクログ

2021/02/17

世界の中の日本の存在感が小さくなっていて、日本にもっと元気な企業やサービスが増えないと、子どもたちが希望と夢を持って幸せに生きていけないって考え方。本当にその通り…!!

Posted byブクログ

2020/08/06

ブランディングについて、その定義から手法までわかりやすく学べる一冊。 モノやコトへのストーリーが求められる時代だからこそ、社員一人ひとりの想いが企業の価値に直結する。そのため、「インナー」の強化、すなわち社内での目的意識の共有が重要とされている点は、見落としがちなため意識して取り...

ブランディングについて、その定義から手法までわかりやすく学べる一冊。 モノやコトへのストーリーが求められる時代だからこそ、社員一人ひとりの想いが企業の価値に直結する。そのため、「インナー」の強化、すなわち社内での目的意識の共有が重要とされている点は、見落としがちなため意識して取り組む必要があると感じた。 また、デザイナーを初期の段階からチームに入れる必要がある点には深く同意。デザイナーのあるべき姿や必要とされる能力は、物事の本質をとらえることにあると改めて感じた。 ブランディングとは何か、基本を学ぶためにおすすめの一冊である。

Posted byブクログ

2020/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

流行りのアート思考の文脈もあり、経営層こそデザインへの関心が不可欠との趣旨。非常に納得できる。随所に、本書は中小企業向けと出てくるのもターゲティングがしっかりしているからだろう。 不可解なのは、冒頭から数ページにわたる人畜無害で意味もないイメージ写真、特許庁のセンスゼロのサイト紹介。デザインの重要性を説きながら、どうしてこんな事例をのせるのか?そんなモヤモヤを抱えながら読み進めていると、結びの言葉で一気に氷解。「Love & Peace 」だって。シンプルにダサ。 中小企業なめちゃいかんよ。

Posted byブクログ