創造する心 の商品レビュー
オライリーの書籍。教えてもらって初めて読んだ1冊目。図書館で貸し出している気軽さに、驚きました。 教育の考え方が偏ってなくて、伸ばせる能力を伸ばせるタイミングで伸ばす〜という個別支援は共感しました。時間割とか学年別とかに縛られずに、自分で時間割を立てて実施していく学校を創りたい...
オライリーの書籍。教えてもらって初めて読んだ1冊目。図書館で貸し出している気軽さに、驚きました。 教育の考え方が偏ってなくて、伸ばせる能力を伸ばせるタイミングで伸ばす〜という個別支援は共感しました。時間割とか学年別とかに縛られずに、自分で時間割を立てて実施していく学校を創りたいなと思っていた時期がわたしにもあって(今回初めて言語化しました)その時のことを思い出しました。まさにそれがモンテッソーリ教育で、ヨーロッパでは何校も運営されてるはず…。 同じ部分に魅力を感じている著者マーヴィン氏に、畏れ多くも同じ考えだわ〜と思い、嬉しくなりました(^^) 星3つなのは、期待し過ぎていて…汗 非常に読み易い本でした。
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図書館で借りた。 オライリーが出す教育の本ということで、プログラミング教育に役立つかと思い借りたが、「この本を読めばプログラミング教育で教えることができるようになる」というものではない。 裏表紙にあるように、「新しい学びの議論に、新たな視点を与えてくれる一冊」で、私の印象は「教育...
図書館で借りた。 オライリーが出す教育の本ということで、プログラミング教育に役立つかと思い借りたが、「この本を読めばプログラミング教育で教えることができるようになる」というものではない。 裏表紙にあるように、「新しい学びの議論に、新たな視点を与えてくれる一冊」で、私の印象は「教育学部の教授先生が語ったためになる格言集」に近いかなと。 人工知能の博士によるエッセイ集という形式であり、こどもの視点だけでなく、「動物はどのように学ぶのか」など、教える立場が意識する考え方を広げてくれそうな話題が多い。
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タイトルは教育本だが、内容は人工知能の父といわれるマーヴィン・ミンスキーによる教育に関するエッセイ。 現在、画像認識をはじめとする人工知能と言われている技術の主流は、多くの「結果」を学ぶことで、その「特徴」を見出だす方法をとっている。 画像認識の場合、新しく与えられた画像(情...
タイトルは教育本だが、内容は人工知能の父といわれるマーヴィン・ミンスキーによる教育に関するエッセイ。 現在、画像認識をはじめとする人工知能と言われている技術の主流は、多くの「結果」を学ぶことで、その「特徴」を見出だす方法をとっている。 画像認識の場合、新しく与えられた画像(情報)と、蓄積されている結果や特徴と照合し、何の画像か推測する。 そのため「意味」を理解して処理しているわけではない。 一方、マーヴィン・ミンスキーは「心の働き」の側面から人工知能の研究を行った。 そのため「人間はどのように学ぶのか」は彼の人工知能研究と表裏一体だったろう。 その「学び」についての6つのエッセイが本書のメインである。 ただしミンスキーは2016年に亡くなっており、本書におけるエッセイの分量は全体の半分ほどである。 残りは、やはり人工知能の父とよばれるアラン・ケイによる寄稿、各エッセイに記載されているミンスキーの同僚や研究者による「まえがき」、訳者による解説で構成されている。 ミンスキーのエッセイが半分だけでは一見、詐欺のようだが、この寄稿やまえがきにより、エッセイだけでは抽象的な教育論にしかならないところ、それがどういう意図で書かれたもので、人工知能とどう関わっているのかが分かるようになっている。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主要な部分は小さな部分がいくつも集まって出来上がっていることや何のために数学を勉強しているのか、こういったことが歳を重ねるにつれてわかった。これを昔の自分に伝えたいって思ったときもあったけど、たとえ伝えたとしても伝わらない。実際に実感するまでは気付かない気がする。このことを子どもに理解してもらうのは難しい。 自分に合うメンターをみつけるためには積極的に動くしかないのか、、運命的なものなのか、 もし年齢別のクラスがなくて、好きなことだけひたすらできたのだとしたらもっと深く学べていたのかもしれない。ただ、広く学んできたことでいろいろ繋がることもある。どっちがいいとかないけど、とりあえず「考えることを考える」ことが大切。完璧にこの言葉を理解はしてないけど。
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これは良書です。 「プログラミング教育を進めていく人の必読書 第1位」 だと思います。 プログラミング教育に対して後ろ向きな人が多い中、 この本は「プログラミング教育で培う資質・能力」について書かれています。 (もちろんそんな単語は使われていませんが・・・) 今までプログラミ...
これは良書です。 「プログラミング教育を進めていく人の必読書 第1位」 だと思います。 プログラミング教育に対して後ろ向きな人が多い中、 この本は「プログラミング教育で培う資質・能力」について書かれています。 (もちろんそんな単語は使われていませんが・・・) 今までプログラミング教育の勉強をしようと思ったら 「プログラミング教育の入門書」 「プログラミング技術の専門書」 のどちらかしかありませんでした。 この本は 「プログラミング教育の専門書」 です。 プログラミング教育よくわからんのに主任になった! という人は読んでみてください。 オライリーのホームページで電子版も購入できます。
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変わった本である。ミンスキーのエッセイ集である。エッセイ本文よりも、あとがき、訳者の解説、さらに訳者以外の寄稿者もいる、そのほうが本人のエッセイよりも多い、という不思議な本である。
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人工知能の父・Marvin Minskyの6つのエッセイとそれに付随する"ミンスキアン"たちの寄稿文からなる書籍。さくっと読めるけど、奥深い。 これ読んで次はMinskyの「ミンスキー博士の脳の探検」を読みたくなったのでポチった。
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