銀花の蔵 の商品レビュー
皆さんの評価が高かったので、著者の本を初めて読んでみました。 様々な出来事が後段の話に繋がっており、そう言うことだったのかと思わされました。 登場人物の模写や感情の変遷もしっかりされており、読み応えがありました。
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没頭した。続きを読むのが待ち遠しかった。 一人で持つには重すぎるものを抱えている。 偽善みたいなものが、誰かにとって救いになることもあるみたい。
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家族とは何かを考えさせられる物語でした。血が繋がっていなくても、愛情があれば支え合うことができるし、その逆もまた然りなのかなと感じました。また、たとえ何か罪を犯したとしても、何かで埋め合わせることが出来るという考えも共感できました。
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最初は父にも母にもイライラしてしまうのが続いた。 まわりには、疫病神レベルのとばっちりが...。 その人なりに精一杯するしかできないんだなと思う。
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醤油蔵を守る女性たちの生涯。家族の繋がりや守るべき大事なものをノスタルジックに描いていました。人間の弱い部分を見せつけながら最後は優しさに包まれるような感覚。遠田さんらしく辛い感情になる場面もありますが前を向いて歩いていく強さが全編に漂っています。良い作品でした。
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苦しいストーリーであったが、各々が人には言えない苦しみを抱えながら、懸命に生きていく姿は胸を打たれた。 最後はすべてを受け入れながらも、笑って暮らせる日々が訪れて読んでいる自分さえも救われた。
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血が繋がってても、繋がってなくても、 家族って面倒で愛しい。 一緒にいるのはしんどくて、 でも、いないと寂しい。 幸せになるのって大変だ。
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明るいお話ではないけれど 愛されたという思いは 強く深く心に残り、 その人を幸せに、より強くすると思う
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なんで直木三十五賞じゃない?!って位良かったです。 当時の直木三十五賞と読み比べましたが、断然にこちらに軍配です。(個人的な見解なんで、ご笑止ください。)むしろ忖度でもあったのかと思いました。 映像化も期待したい作品です。 本当に人の業を考えさせられます。
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子どもながらにして、辛く苦しい日々に必死に耐えている姿に、いたたまれない気持ちになったが、その後かけがえのない人々との生活を得て、守り慈しむ強さを発揮する様に清々しさを感じた。相手の心の闇に寄り添いつつ、自分の闇も受け入れていく。生きていく上で、大切な強さだと実感した。
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