1,800円以上の注文で送料無料

冷たい檻 の商品レビュー

3.7

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/08/13

社会問題に対する大胆な解決策へのチャレンジはかなり興味深く、田舎の権力者、国政の有力者、中国資本というせめぎ合いと面白いけれど、いかんせん長過ぎて中弛みが読みづらくて残念。

Posted byブクログ

2024/08/07

物語の初めの方は登場人物が多く、場面がコロコロ変わるから話に入り込むのが難しいかったが、終わってみれば600頁が短いと感じるほど没入していた。面白かった!

Posted byブクログ

2024/08/06

読み初めは登場人物の多さに『登場人物の説明』を確認しながら読み進めたが、後半は全て頭に入り物語に没入していった。 実際にこんな利権だらけの施設があれば恐ろしい話だが、日本が抱えてる社会問題をまとめて解決などといえば簡単にだまされそうでもある。 登場人物の樋口調査官が魅力的で辛い...

読み初めは登場人物の多さに『登場人物の説明』を確認しながら読み進めたが、後半は全て頭に入り物語に没入していった。 実際にこんな利権だらけの施設があれば恐ろしい話だが、日本が抱えてる社会問題をまとめて解決などといえば簡単にだまされそうでもある。 登場人物の樋口調査官が魅力的で辛い過去を背負う影の部分とそれでも消えない正義感が事件解決へと導く過程が飽きない。 警察小説とあるが、主となる警察官は元警察官と田舎の巡査官でよく目にする警察小説とは全く違う。 2日間起こった事件を軸に様々な登場人物の視点から展開させ、スッキリと終着させたさすが伊岡瞬である。

Posted byブクログ

2024/07/03

語り視点がコロコロ変わり始めは断片的であった物語が結びついていく。大きなものが影で蠢いているのを感じながら、畳み掛けるようにストーリーが進み飽きさせない。

Posted byブクログ

2024/06/29

社会問題をテーマにしたミステリーで面白かった。 登場人物は多いが皆個性的で、後半に行くほどページをめくる手が止まらなかった。

Posted byブクログ

2024/05/09

伊岡瞬さんの作品、これで何冊読んだかな? 今回は600ページ近い長編。 色んな問題が絡み合って、読ませる作品だった。 登場人物も多くて、途中分からなくなりそうだったけれども、ワクワクと読めた。 人体実験されてるんじゃないかという件からの展開も、そういう風に絡めるんだと。 スリ...

伊岡瞬さんの作品、これで何冊読んだかな? 今回は600ページ近い長編。 色んな問題が絡み合って、読ませる作品だった。 登場人物も多くて、途中分からなくなりそうだったけれども、ワクワクと読めた。 人体実験されてるんじゃないかという件からの展開も、そういう風に絡めるんだと。 スリリングな展開もあって楽しめたけど、僕の中の伊岡さん作品で、上位には来ないかなぁ。という感だったかな。

Posted byブクログ

2024/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登場人物多め。 任務は2日間。すべて解決させること。 最初は簡単だと思っていたが、次から次へと怪しい動き、不可解な事件、事故と思われたもの、何もないと思っていた田舎で繰り広げられる。 子供たちの行動も、施設のことも何となく読み進めるとわかってくる。 最後の方に実はこうだったとまとめられている。 一日目、二日目、時間も書いているのに全部後日談。所々で答えがほしかった。 前半、読み進めるのに苦労した。

Posted byブクログ

2024/03/30

安定の作品だった。 登場する人物が多く、また組織、国の思惑もあって最後までどうストーリーが転んでいくのか分からなかったが、中盤で動きが加速し最後もうまくまとめられて読後感も大変良いものだった。 できれば、透吾のその後も知りたかったですし、また伊岡作品で登場してくれたら嬉しい。 フ...

安定の作品だった。 登場する人物が多く、また組織、国の思惑もあって最後までどうストーリーが転んでいくのか分からなかったが、中盤で動きが加速し最後もうまくまとめられて読後感も大変良いものだった。 できれば、透吾のその後も知りたかったですし、また伊岡作品で登場してくれたら嬉しい。 フィクション作品だがこの作品は日本の未来または、自分が無知なだけで今の日本の現実を描いてるのかもしれない。

Posted byブクログ

2024/03/16

子供が攫われる事から始まる。次々と展開する事件や政治的な流れと登場人物の多さに、読む方が混乱して行く。 ショッピングセンターでの殺人辺りから急速に一つの方向に収束して行く。後半は読むスピードが増して来る。並行して、攫われた子供のエピソードも復活し、期待が高まる。事件の原因はそうだ...

子供が攫われる事から始まる。次々と展開する事件や政治的な流れと登場人物の多さに、読む方が混乱して行く。 ショッピングセンターでの殺人辺りから急速に一つの方向に収束して行く。後半は読むスピードが増して来る。並行して、攫われた子供のエピソードも復活し、期待が高まる。事件の原因はそうだろうなと分かって来るが、主人公と子供の邂逅は・・!

Posted byブクログ

2024/02/14

登場人物一覧を見たとき覚えられるか不安になったけど、意外とスラスラ読み進めることができて不思議だった。利権まわりが少しややこしかったけど、こういうことはよくありそうだなと思ったし、こういう施設も実はありそう。 登場人物も多いし、なんだかんだスケールがデカめなので仕方がなかった部...

登場人物一覧を見たとき覚えられるか不安になったけど、意外とスラスラ読み進めることができて不思議だった。利権まわりが少しややこしかったけど、こういうことはよくありそうだなと思ったし、こういう施設も実はありそう。 登場人物も多いし、なんだかんだスケールがデカめなので仕方がなかった部分もあるかもだけど、もう少し子供たちひとりひとりの章があると良かったなーと思った。伏線回収が結構ざっくりしている印象を受けた。 犯人とオチは途中からなんとなくそうだなと思いながら読んだ。終わり方は救われる感じで良かったし幸せになって欲しい。

Posted byブクログ