しろくまにっき の商品レビュー
人生において私この本を何回ひらくのだろうかというくらい何回も見ています。しろさめさんの紡ぐ世界と言葉たちが大好きです。
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誰しもの隣にある、変わり映えしないけれどよくよく目を凝らすと見えてくる日々の、流れゆく季節のひと欠片ひと欠片を拾い集めて詰め込んだような本。 「なにものかになりたいけれど、なににもなれずにまた今日が終わった」そういう薄曇りじみた日常を抱えて溜め息を吐くような夜に、そっと寄り添って...
誰しもの隣にある、変わり映えしないけれどよくよく目を凝らすと見えてくる日々の、流れゆく季節のひと欠片ひと欠片を拾い集めて詰め込んだような本。 「なにものかになりたいけれど、なににもなれずにまた今日が終わった」そういう薄曇りじみた日常を抱えて溜め息を吐くような夜に、そっと寄り添ってくれる。
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たまたま図書館で見かけてかわいい!と手に取った。 タイトル通り、一年の季節を巡り、しろくま親子に寄り添われすごすあたたかく、時に寂しい、けどあたたかい日々。 ブクログの書影よりも、本体表紙はもっと愛らしいピンク基調であたたかです。 温かみのあるかわいらしい水彩イラストを見ている...
たまたま図書館で見かけてかわいい!と手に取った。 タイトル通り、一年の季節を巡り、しろくま親子に寄り添われすごすあたたかく、時に寂しい、けどあたたかい日々。 ブクログの書影よりも、本体表紙はもっと愛らしいピンク基調であたたかです。 温かみのあるかわいらしい水彩イラストを見ているだけで和みます。タッチが水彩らしいうつくしさでみとれる。よき。しろくまおやこめちゃかわ。 季節ごとの終わりにあるまんがもとてもかわいいエピソードとイラスト。 というかフルカラーでこの紙質とページ数と装丁で千円ちょいはお買い得すぎでは? かわいいイラストが好きな人への贈り物にもいいかも。 本編のしろくまたちは、作者にとっての「大丈夫」のかたちをしているそうです。 〜〜〜〜〜〜 世界は冷たかったり温かかったりさまざまな表情を見せますが、その中で懸命に生きる人たちが、自分なりの「大丈夫」を見失わないように、という想いで今日まで絵を描き続けています。 この本が、皆様のなんでもない日々を築くひとつのかけらになれたら、この上なく幸いです。 〜〜〜〜〜〜 作者による「おわりに」より。 印象的だったので、引用しました。
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