Real World HTTP 第2版 の商品レビュー

渋川よしき(著者)

2024/08/18

2年前くらいに読んだ本。間違いなく良書。HTTPが誕生したときのシンプルな仕様から、セキュリティとパフォーマンスの問題を解決するためにどのような進化を遂げてきたかを知ることで理解を深められる、そんな本。最近出た第3版で加筆された内容も気になる。 DNSとメールについてもこんないい本があれば読みたいな。

2024/07/03

タイトルの通りHTTPの勉強になった。

基礎的なことは3章までの内容と実際のコードでかなりわかった。
認証周りの内容はあまり理解できなかった

2022/04/29

5章のHTTP/1.1のセメンティクスと10章~13章が特に読んでいて自分の血肉になったきがします。歴史的な背景から各要素について説明してくれているので納得感があります。ただ、ボリューミーなので全て一度に理解はきついです。全体を俯瞰して興味のある章を何度でも見かえすのが今後にも役立ちそうです。Goによるサンプルが豊富なのも嬉しいですね。

2021/12/16

# WebとHTTPが分かる聖書

## 面白かったところ

- WebとHTTPの歴史や仕組みからセキュリティに関することまで、これでもかというほどしっかり書かれている点

- サンプルコードがGoLangで、基本的に標準パッケージだけで実装できるところが今っぽくてとても良い！

- セッションとCookie、ヘッダなどの説明だけでなくオプションの解説までもがRFCレベルまでされていて、もはや尊い

## 微妙だったところ

- 特になし

## 感想

技術的な本は色々あるんだけど、随一で良かった一冊。

PHPとかJavaScriptを触っていると、先人たちが築き上げてきた豊富なAPIやフレームワークなどが有り余りすぎて、すごく基本的なところが `見えづらく` なっている。

テンプレートエンジンを使えば、CSRF用の記法やトークン生成・認証のミドルウェアが備わっている。

SQLインジェクションできないように、クエリビルダの機能だってある。

だからこそこの本を読んで基本を学ぶ意義かあったと強く感じる。

なんとなく言葉だけは知っているがよくわかっていなかった仕組みや、RFCとして議論されブラウザ標準になった機能の数々が此処にある。

何度も手にとって、読み返したい。

一家に一冊の聖書。

2020/12/19

Web開発の前に一通り読んでおくと、いざという時に予備知識として活きること間違いないです。

HTTPの仕様がアップデートされ今に至る歴史や、認証・認可、モダンなweb開発、セキュリティなど、幅広い知識が得られます。

2020/06/23

HTTPの歴史と最新の状況、HTTPを使ったクライアント、サーバ技術が幅広くかかれてます。長くWebを使った技術者をしてますが、知らなかったことも多くあったので、初心者からベテランまでおすすめできる本です。
それなりに分厚い本ですが、日本人の著者であるため、とても読みやすいです。

2020/04/21

https://future-architect.github.io/articles/20200421/