芦原英幸との八年間 の商品レビュー
読了。 ここで記されている内容は、私の在籍時期とも被り、且つ著者の方も存じ上げているため、色々思うところはあったが、ここで何かを書くのはやめておく。ただ、このタイミングでこれを出す必要があっただろうか、とは思う。
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伝説の空手家芦原英幸の本は数々出ていますが、本当に近くにいた、最後の直弟子が語る真実は、また違ったものでした。 いかにして人生を全うしたのか、最後はどうだったのか、あの事件の真実はどのようなものだったのか。 芦原英幸に弟子入りするところから、高弟との別れ、挫折、跡目問題など、壮絶...
伝説の空手家芦原英幸の本は数々出ていますが、本当に近くにいた、最後の直弟子が語る真実は、また違ったものでした。 いかにして人生を全うしたのか、最後はどうだったのか、あの事件の真実はどのようなものだったのか。 芦原英幸に弟子入りするところから、高弟との別れ、挫折、跡目問題など、壮絶な生きざまが描かれます。 石井和義氏の下記の言葉は、重みがあります。 何があったかを全部は言わないよ。僕にしか知り得ないことだってあるじゃないか。先生がご自身の生き方を正当化するためには、誰かを悪者にしなければならなかった。そのうちの一人が僕だったってことだよ。芦原先生が語ること、そして僕が語ること。その中間に真相とか答えとかってものがあるんじゃないかな。どっちが正しいとかではなくてさ。そんなもんだよ、原田。僕だって自分の言い分が百パーセント正しいだなんて言うつもりはないしさ。相手には相手の言い分があるし、僕には僕の言い分があるもんだよ ー 108ページ
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