仮初め寵妃のプライド 皇宮に咲く花は未来を希う の商品レビュー
身の危険に、義兄たる第一皇子に取引を持ち掛ける。 外見を言われれば言われるほど 中身とのギャップが…w 非常に面白い主人公でした。 地に足がついた、といえばそうなのですが 何かがずれている主人公。 天然ボケ、とはまた違う方向かと。 そんな主人公に振り回されている第一皇子。 そ...
身の危険に、義兄たる第一皇子に取引を持ち掛ける。 外見を言われれば言われるほど 中身とのギャップが…w 非常に面白い主人公でした。 地に足がついた、といえばそうなのですが 何かがずれている主人公。 天然ボケ、とはまた違う方向かと。 そんな主人公に振り回されている第一皇子。 その母親に、主人公の過去。 本人達のやり取り、陰謀の渦巻き方、人間模様。 ものすごく、先が気になってたまらなかったです。
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皇帝の寵妃の連れ子で養女の皇女なのに、母亡き後、妾妃にされそうになり、義兄王子の元に愛妾にして欲しいと駆け込む主人公 自身の未来を切り開いていくヴィアの力強さが気持ちいい物語 王子側の立太子問題に内政、内乱にも踏み込んでいて結構殺伐としているし、情勢が読めなくてハラハラドキドキ...
皇帝の寵妃の連れ子で養女の皇女なのに、母亡き後、妾妃にされそうになり、義兄王子の元に愛妾にして欲しいと駆け込む主人公 自身の未来を切り開いていくヴィアの力強さが気持ちいい物語 王子側の立太子問題に内政、内乱にも踏み込んでいて結構殺伐としているし、情勢が読めなくてハラハラドキドキ、一気読みでした 面白かったです 気になるのは、エベックの徽章……ちゃんと取り戻してあげられたのかな
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色々なことを考えて、自分がすべきことを決めているヴィア。大切な人たちのことを考えているのは確かだけど、自分の幸せも全く諦めていない感じが格好いい。いつでも強くて明るいヴィアが、アレクの前では弱さを見せられるようになるのが、信じられる相手に出会えたのだなぁ。と嬉しくなった。自分の能...
色々なことを考えて、自分がすべきことを決めているヴィア。大切な人たちのことを考えているのは確かだけど、自分の幸せも全く諦めていない感じが格好いい。いつでも強くて明るいヴィアが、アレクの前では弱さを見せられるようになるのが、信じられる相手に出会えたのだなぁ。と嬉しくなった。自分の能力や過去で苦しむことは、これからもあると思うから。自由奔放に見えるけれど、ちゃんと後々のことを考えているヴィア。どんどん増えていく味方の存在は、これからのヴィアや大切な人たちの力になりそう。
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異父弟の第二皇子セルティスを守るため、第一皇子アレクの寵妃となるヴィアだが…、次期皇帝争いの皇宮では…。 見た目は儚く麗しいヴィアだが実は図太く逞しく明るく聡明で、ギャップに降りまわされる周囲が楽しい。 ネットではもっと長い話だと思っていましたが、一巻にまとまって完結する長さ...
異父弟の第二皇子セルティスを守るため、第一皇子アレクの寵妃となるヴィアだが…、次期皇帝争いの皇宮では…。 見た目は儚く麗しいヴィアだが実は図太く逞しく明るく聡明で、ギャップに降りまわされる周囲が楽しい。 ネットではもっと長い話だと思っていましたが、一巻にまとまって完結する長さだったのですね。 もっと読みたいので、ぜひ外伝の出版をお願いしたい。 特にセルティスとか、アレクの妹皇女の話とか、今回は無かった書き下ろしをぜひお願いしたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今後の障害もしくはラスボスになると予想していた存在が、思いの外あっさりと退場したので驚いた。 退場の仕方もそうだが、特にある人の突然すぎる退場のその原因や犯人についての追及がされなかったのが、ちょっと気にはなった。 (読み飛ばしてなければ、多分なかったと思うのだが) 弟と、そして自分の未来を掴むために寵妃になる決意を固めて彼女の行動力のよさと思い切りのよさ。 弟は弟で、色々な意味で割と逞しい。 騎士団を味方につけるかで今後の政治に関する影響力が変わってくるなど、キャラクター設定、世界観の設定は面白い。 文章もしっかりしているし、読みやすい。 一方で、主役二人が恋に落ちるのが(個人的には)早かったり(劇的な決定打がないまま、なし崩しに恋仲になった気がする)上記の通り悪役になる筈の方たちの呆気ない退場、彼女が持つ予知夢の能力が、本筋に大きくは影響していないところなど、ツッコミどころも気になった。 特に予知夢の件は、もっと絶対的な力を見せてもよかったかなとは思う。 回避できる未来として出てくるので、ある件を除いては基本あっさり回避してしまうので呆気ないというか。 当たったら当たったであっさりしているので、何というか…… 面白い部分とツッコミ部分と、それぞれがそれぞれの方向に振り切れているので、素直に面白いと言いたいのに言い淀むという不可思議な体験をした。 それだけ魅力的な作品ではある。 粗削りですが。
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