続 岐点の軌跡 の商品レビュー

北原保雄(著者)

2024/03/06

2024.3.6市立図書館
訃報を聞き（「明鏡国語辞典」と「問題な日本語」シリーズでずいぶんメディアに顔を出していらしたけれど、訃報はずいぶんひっそりしたものだった）、最晩年に近い著作をなにか読んでみたいと思って（これともう一冊予約を入れて）借りてみた。

思ったより分厚いが、2011年に75年の生涯を振り返った「岐点の軌跡」がまとめられており、この本はそのあと、2011年から2019年までの8年間の公私に渡る記録で、令和に改まり新潟での職を辞して綴るほどのことが減ったところで筆を置いたのだとある。もしかしたら、正編のほうを読んだほうがいいのかもしれないが、とりあえずこちらもざっと読んでみようと思う。