すべての始まり の商品レビュー

吉本ばなな(著者)

2024/02/23

・合わないルールの中で生きようとせず、諦めていき自由にしていく。
人のことはあまり気にせず、自分の楽しいことをする。
➥人のことより自分を気にかけていこう、と思った！
最近の自分には出来てるかな？

・日頃の小さな幸せが人間の生を支えている
➥だからこそ小さな幸せを噛み締めていこう。
バレットジャーナル続けていこう

・自分が嫌だと思うところにはわざわざ足を向けず、少し遠くても違う場所へ赴く。自分がそういう権利を持っていることにすごくほっとする。
➥この「権利」って言い方好き。選択ではなく、生まれ持った「権利」かぁ。

・時代の変化により、人々は人情味に殺到する
➥たしかに何につけても「ハラスメント」やらなんやらで生きにくくも、守りに徹するようにもなってしまった現代。私が子供の頃にはあった人情味や「こんなこと」が今では素晴らしい！ってなるし、珍しくなっている。もっと暖かい世界線ならいいのに。

・自分の原点を大切にし、最後まで人生の冒険をつづける。どんなにそこに道がなくとも、歩こうとすることは（怖いが）人生の醍醐味である。
毎日の中で小さく冒険をすることは、小さく自分だけの方法をみつけることは、人生の風向きを変えてくれる。
➥ちょっとの冒険や発見が自分をちょっとずつ大きくさせてくれる。その積み重ねが人生を楽しくする。

2023/07/13

自分の心の中のあるものをくみ取って並べて説明してくれてるような、これでいいんだと思わせてくれるような、そんな文章でいつも明日への日々の一歩を踏み出す手助けをしてくれる著者。
那覇ジュンク堂にて。

2023/03/11

好きな文章に線を引きながら読んだら本のぜんぶが真っ赤になってしまいそうだったから諦めたくらいに、私は吉本ばななさんの文章が好きだし、ものすごく影響を受けていると思う。この人みたいな生き方は、今の私にはまだとうていできないなと思うけど、私も自分なりに自分らしい生き方を模索していきたいなあ。

【読んだ目的・理由】吉本ばなな氏のエッセイが読みたかったから
【入手経路】買った
【詳細評価】☆4.3
【一番好きな表現】でも自分の原点というものがどんなに魔法の力を持っているか、知っていることが大切なのだと思います。（本文から引用）

2022/12/13

Webマガジン「note」での連載を書籍化した本書。
ばななさんのご説明によれば、連載はレアな落書きコーナー「今日のひとこと」散文の「どくだみちゃん」ブログ風の「ふしばな」の３項目の構成。
個人的には「ふしばな」が特に好きで面白かった。
ばななさんは、こういうことを不思議に思われ心動かされるんだという発見が面白いし、ばななさんの日常を垣間見たような気がしてファンとしては興味深く楽しく読めた。

2021/07/22

ばななさんの本、もっと早くに読んでいたかったなぁ。

p.31 ◎ふしばな 正直でもなんでもどうせ嫌われる

メイクに関してのくだり。
他人に対して「うわぁ、ないでしょ」みたいな感情を持ってはいけないのだと思っていた。なにをしようとその人の自由だし。ただ自分の中でだけそう思う分にはいいんだな。自分に嘘をついて、言い聞かせたりするのが、いちばんよくないんだそう。

p.191 ◎ふしばな スマホGO？
読みながらいろいろと考えた。私はいろいろなことに寛容でありたいと思っている。だけど、「どういう場所にしていきたいかは、その人たちしだいなのだ。」の一文を読んで、そうか、そのジャッジはお店側にあるんだ、と思った。そしてどのお店に行くか、ということも私たちの自由なのだ。うーん、勉強になった。

2020/07/30

有料noteを書籍化したもの。
ばななさんの心に浮かんだこと、引っかかったことがよく分かり身近に感じられる。