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咲ク・ララ・ファミリア の商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2024/05/28

 この表紙に惹かれて読みたいと思ってしまったシリーズ、第2弾です!あ、でも、実際に読めたのは図書館から借りた単行本で表紙は全く違うものですけど、敢えて文庫本で登録します。でも、単行本の表紙も結構好きでした。それから、第2弾なんですが、第3弾の予定は今のところありません(^-^; ...

 この表紙に惹かれて読みたいと思ってしまったシリーズ、第2弾です!あ、でも、実際に読めたのは図書館から借りた単行本で表紙は全く違うものですけど、敢えて文庫本で登録します。でも、単行本の表紙も結構好きでした。それから、第2弾なんですが、第3弾の予定は今のところありません(^-^;  ストーリーはある家族のお話です。森戸家には、父の幹夫、結婚して家を出た橙子39歳、森戸家を切り盛りしてきた柊子36歳、ひきこもっている桐子31歳、一人暮らしをしている楓子29歳の4姉妹がいる。母の葉子は14年前に桐子の家庭教師だった若い男と家を出ている。ある日父の幹夫が、再婚を考えていると…相手は39歳の翻訳家西園寺薫!二回り以上年齢差のある!!しかも男性だった…。  ドラマになりそうなお話で面白かったです。4姉妹それぞれ違った個性があって、意見が違って衝突してしまうようなこともあるけれど、それでもやっぱり姉妹なんだなぁ~って!!そして異色の存在の、西園寺薫!!でも、彼がいなかったら、こんなに穏やかなラストにはならなかったんだろうなぁ…。ハチャメチャな家族だけれど、あったかいものを感じました!

Posted byブクログ

2024/03/08

本のマッチングサービスを提供している、 チャプターズのYouTubeで 紹介されていて手に取りました。 ------------------------- 62歳になる父からの再婚話。 そこから、 四姉妹の秘密が明らかになり……。 ------------------------...

本のマッチングサービスを提供している、 チャプターズのYouTubeで 紹介されていて手に取りました。 ------------------------- 62歳になる父からの再婚話。 そこから、 四姉妹の秘密が明らかになり……。 ------------------------- 登場する四姉妹それぞれが 環境や境遇にキレまくってます。笑 とてもパワフルで私は好きでした。 次女の柊子が特に。 自己犠牲と悲嘆と怒り、 家族への愛と執着、 つんつんしているけど 本当は人情ある(はず。笑)感じが不器用で。 四姉妹それぞれの視点で描かれるのですが、 立場が変われば見える景色も違って。 本当や悔しかったり羨ましかったり、 姉や妹たちの言動を見て、自身の行動を考えたり。 とにかくてんわやわんやで騒々しくて、 お父さんもある意味変化球で、 家を捨てた母親も曲者だけど、 家族という点で離れない。 それぞれが放射線状に外に向かって走るけれど 結局真ん中にある家族という点で繋がっているような。 ビタミンカラーの表紙が良かったです。

Posted byブクログ

2023/08/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

母が出て行ってから14年主婦がわりに頑張ってきた『柊子』の章から話は始まる。この柊子がまたイライラさせてくれる。なぜこんなに?と、考えたら自分に似ているのかもしれない…と、思いあたった(苦笑) この話には四姉妹がでてくるが、よくあるパターンの人物4種類って感じだ。それが親しみやすくて良い。 父の恋人が男‼︎という大事件を経てその恋人が少しずつ家族になっていく様もいい。 素敵な家族の物語りでした。

Posted byブクログ

2021/08/22

四姉妹+父の再婚相手の薫さんの それぞれの気持ちがよく分かる素敵な話でした。 みんなピリピリしつつも、根っこは優しい そしてみんな素直じゃないなぁ

Posted byブクログ

2021/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルと表紙を読むと、若草物語の姉妹をイメージしてました。ですが、あらすじをよむと…。なんか違う。 62 歳になる父から突然聞かされた再婚話。 もともと四姉妹は個性豊かな姉妹。そんな中、母が若い男と駆け落ちしたことで、さらにバラバラ。父の再婚の話がきっかけにひと騒動が。言うだけ言ってガス抜きしたらまたやり直す。そうやって家族になっていく。 家族の中の役割。晩婚・離婚・ひきこもり・派遣社員・LGBTなどが詰め込まれてちょっとハチャメチャな部分があり、展開が最後走った感がありましたが、おさまるところにおさまってました。 それぞれが、互いに言えぬ秘密や思いを抱え、再婚相手をきっかけに家族の関係がかわりはじめる。家族を続けるって難しい。でも、続けようと自然と前向きになれるならそれはどんな関係であれ家族なんだろうなあ。寂しいし、互いに不満もあり、ある程度ガス抜きしながら、互を労われる関係がつづくといいですね。せんぐりせんぐり。

Posted byブクログ