まつろわぬ者たちの祭り の商品レビュー

鵜飼哲(著者)

2024/11/12

まつろわぬ者たちの祭り　鵜飼哲　インパクト出版会
中身に対しては共感できる部分もあるのだけれど
表現された空気感にはついていけない
タイトルに惹かれて手にしたものの
ダラダラと理屈っぽくて読んでいて楽しくないし引き込まれる感覚がない
何が言いたいのかすらハッキリしないが
天皇は世界一の存在であり
現憲法の象徴的存在が気に入らず
憲法を民主性でなく君主制として書き直すべきだと言っているのだろう
確かに憲法１条は他の項目と著しく矛盾している
改憲するするならば
この著書とは真逆に
まず1条を外すことから始めなくてはならないと私は思う
天皇が長きにわたって支配して来たと言うが
天皇は直接の支配者ではなく
言わば西洋のキリスト教と同じように
支配者への批判をかわすマジック的存在であるから生き延びたに過ぎないと見るべきだろう

2021/04/06

日本の復興オリンピックや資本主義についての批判。私たちはいつまでも騙され続けていてはいけないのではないだろうか。